彼では二年目となりました、闘乱祭 2015 -夏の陣-【illust/50276265】よろしくお願いします。
「いらっしゃい、俺の店に用事なんだろう? 違う? 俺個人に用? じゃあ帰ってもいい?」
「ここにあるレンズで見たいものがないのなら、一日だけ待ってほしい。ひとっ走り斬ってくるから」
■鏡屋瞭(カガミヤリョウ) 学年:二年/所属:東軍/身長:168cm/一人称:俺
観察と蓄積を趣味とする古道具屋の息子。要するに覗き魔。
心剣の力で作ったレンズを望むものに分け与える『商売』を学園の生徒相手に密かに始めた。望む者に、望む視界を与え、必要とあらば望む視界の調達も行う。対価として顧客の『視界』を貰う。
元より大して持ち合わせていなかった良心のなさが、活動的になるにつれ顕著になってきた。
【心剣】ファンタズマ・グラス(Fantasma Glass)
斬り跡が『目』になる刀。斬った軌跡を目蓋とし、そこから見える視界を映すレンズを作り出す。
レンズは刀の柄に連なって現れ、覗けば鏡屋以外の者にもその視界を見ることが出来るが、連結したレンズを刀から外すことは鏡屋にしか出来ず、刀と連なってる間はレンズは壊れることはない。レンズは割れば失われる。
同じ視界のレンズを複製する方法を見つけてしまったため、レンズの実体化上限を調べることは諦めた。その代わり、複製したレンズを希望者に分け、対価としてその人をひと太刀斬らせてもらってレンズを増やす商売を始めた。
斬られて出来たレンズが誰の手に渡るかもしれない覚悟の上、ご利用は計画的に。
2014冬【illust/47331164】←2014夏【illust/43711893】
2015-05-23 10:39:42 +0000