期末テストでのA組との成績対決で見事勝利したE組
磯貝「浅野、賭けてたよな?勝ったほうが一つ要求できるって・・」
浅野「・・・念を押されるまでもない、要求には素直に従おう・・・で、何がほしいんだい?僕らの裸踊りでも見たいとか?」
瀬尾「JJJー!!!(ジェジェジェ)俺のいたLAにもそんな罰なかったぞ!ジーザズ!!」
榊原「おやおや、そんなに僕の美しい世界遺産クラスの裸を見たいのかい?なら とくと目の保養に見るがいいよ すべては流れる水のように澄んで美しい 僧帽筋の脈筋を・・」
中村「あひゃひゃひゃー!!磯貝おぬしも悪よのぉー!!そりゃ見ものだわー!!!」
磯貝「違う!・・・お前たちがいつも期末テストの後でする アレをもらいたいのさ!!」
浅野「・・・本当にそんなものでいいのか?」
磯貝「ああ 文句ないだろ?」
浅野「わかった もってけ、謙虚な事はいいことだが 後悔することのないようにな・・(どうやら父より先にお前たちをつぶす必要がありそうだ、楽しみにしてるよE組諸君)」
「うー・・・・よく考えたらよ、お前ら中高一貫ってことは小学校で受験勉強ってことだよな?義務教育で受験だなんて恐ろしい子供じゃねえか!!俺は期末の問題集見ただけで吐き気がしてめまいがしたぜ うっ・・、思い出しただけで戻しそうだ こういう時はきれいな子でも見て・・・うげえええーー!!!!!」
東吉の弱点『勉強』
磯貝「ああああ!!!と、とにかくありがとな!!浅野!!二学期もがんばろうぜ!!」
浅野「別に隠す必要はないよ、へー 君が噂の東吉くんかい?」
「ん?お、俺をご存知とは・・さすが生徒会長!視野が広いぜ・・恥ずかしい!!」
菅谷「急に低姿勢になったな こいつ!だから もう ずらすなって!!」
浅野「噂はかねがね聞いてるよ、何やら学園長に取り入って自由にやってるんだってねえ、君は高校を中退してるそうじゃないか」
「な!!ちゅ、中退じゃねえ!休学だよ!!」
浅野「同じようなもんじゃないか いいよねえ 僕らなんてこれから受験勉強だからさ、遊ぶ暇なんてないんだ 親のお金で自由にさせてもらってるのか知らないけど そんなんじゃ大人になってから苦労するよ?もっとも、学校に行かずに遊んでる時点でもう先は知れてるけどね」
「い、いや・・それは・・俺だって 家でやることがあって・・」
小山「ギシェシェシェシェ!!ダッセェー!!こいつ自宅警備員かよ!!どうせ 毎日せっせと投稿サイトで注目されようとカメラの前でやってるんだろうぜ!!けなげだねぇー!!!」
荒木「わざと世間から注目されようと犯罪とか起こすやつね、そんなことしたって誰も振り向いちゃくれないよー・・今からでも遅くないから勉強したら?なんなら僕らが家庭教師してあげようか?まずは『さんすう』の足し算からはじめよっか?それとも、お歌遊びのほうがいいかな?」
こうして東吉を嘲笑する浅野たちだったが・・
「ほうほう・・いいね、実にいい あんたら実に期待通りの人間でうれしいよ 俺はとっても大好きだぜ?あんたらのような人間はよ・・・」
とたんに笑い声はやんだ
渚「・・・あれは、間違いない カルマくんや、寺坂くんとの戦いでも見せたことがなかったもの・・・間違いなく『殺気』だ」
そして数日後
黒河内「最近ボスを見ないけど元気してるの?」
「この時期はご実家に帰ってらっしゃいます」
黒河内「ボスの実家ってどこ?」
「存じません・・ささ、どうぞ 初カツオですよ」
黒河内「わーお、女房を質に入れても食べたいってやつねー お姉さま特製のやつでさらにおいしそー!!ククク・・ていうか、あんた知らないんじゃん?多分ボスもあんたには教えてないだんだろ?あれほど自分の身辺がわかるものは極力出さない男だもんねー」
「・・・」
黒河内「怒るなよ あんたも意外に素直なとこがあるんだな 気に入ったよオーナーさん、今度うちの若いのも連れてくるからさ・・・ん?電話・・はい もしもし?・・・なんだあんたか、久しぶりじゃん 元気してた?ちょうど あんたの話してたとこさ」
「だろうと思ったさ、わりいな 俺の居るところは誰にも知られたくないもんでね 田舎のほうは高齢化社会だから大変なんよ、TPPのせいで壊滅するかもしれないってのに 先祖代々の土地を守り続けなきゃいけない気持ちを持ってる人は多いものさ、この気持ち オリンピックなどで浮かれてる連中にはわかるまい あ すまんな長話して、その様子じゃ クロのめぼしはついたんだろ?」
黒河内「ああ、ようやく『大人はわかってくれない』の犬が目黒だってわかったよ」
「俺の情報に間違いはなかっただろ?あんたなら あいつらが次にやろうとしてることも わかるよな?」
「ああ、でもさー ちょっとまわりくどいじゃん?なんで素直に答え教えねーのさ?」
「クイズ番組でもすぐに正解出しちゃ面白くねえだろ?・・・というのは冗談だが、それはあんたらの頭で考えてもらわなくちゃいけねえのさ、そうすることがあんたらのためなんでね」
黒河内「おいおい、あんた一体何様なのさ?」
「怒るなよ あんたらの世界の事はあんたらで解決してもらう 俺はあくまで手助けをするだけのはずだぜ?自力で問題を対処できないんじゃ 何もできない子供と同じだからな あんたはわかってくれる大人のはずだろ?」
黒河内「別に怒ってねえさ、そうだったね 本当にご親切ですねえボスは・・・あ それからさ 例の学園のことだけど 78期生に江ノ島盾子って生徒はいなかったぜ?」
「・・・音無涼子という生徒は?」
黒河内「その名前ならあったな・・・でもありゃ それより前の・・・」
「・・・いいんだ それで十分だ やっぱりな、警部補 すまねえがそれよりずっと前の生徒の記録も調べてもらえねえか?俺の思った通りなら・・あの女の正体は・・・」
黒河内「おいおい、急にシリアスになりやがったな あの女の子とあんたはどういう関係だ?」
「あんたには関係ないことよ あんたにゃやることがあるだろ?あいつら原発を攻撃して日本を壊滅させるつもりだからな あいつらを止められるのは・・・あんたらしかいないからさ」
黒河内「・・・わかったよ、俺の相手はテロリストか、県警最悪の汚職警官の俺が日本を救うか・・・笑えない冗談だがな」
「いーや、それは必然ってやつさ、俺にいわせりゃ 原発なんて危険なものを、利権目当てでずっと放置していたやつらこそ 『本当のテロリスト』さ・・・」
2015-05-22 13:05:01 +0000