「ククルカ」と呼ばれたその種族は人間を食って生きている。人間を減らすためだけに生まれてきたのではないかとも言われ、食えば食うほど、頭部の蕾は美しく咲くのだという。そんな彼らだが、人間を食う一番の理由は「好物だから」でも「美しく咲きたいから」でもない。人食いをやめることによってその身に起こる「ある現象を恐れているから」なのだそうだ。◆緑の魔石の欠片【illust/49662806】◆ククラメ【illust/49828489】
2015-05-19 05:11:45 +0000