中央国軍の旧式攻撃機です。
Al-4は雷撃任務に的を絞って設計され、低コストですが一方で対地攻撃などそれ以外の任務に対応する能力はほとんど省かれています。
特徴的なのは重力プロペラを採用している点であり、電動機とソーラーパネルを組み合わせる事で低速ながらも非常に燃費の面で優れます。
しかし・・・敵艦隊の防空網に正面から突撃する雷撃機としてはいくらなんでも低速すぎであり、またシールドも電源出力が弱いため出力が制限され防御力にも問題がありました。
地方の局地的紛争に投入されたAl-4の消耗率は他の攻撃機と比べても高いものでした。
そこでAl-4はより性能の向上を目指して粒子反応エンジンに換装したタイプも製造され、雷撃機は専らこのタイプが主流になりました。重力プロペラ型は偵察機など他の用途向けに改修されています。
粒子反応エンジン搭載型はエンジンから供給される電源によってシールドの出力も増大しており、速力の大幅な向上もあってようやく実用的な雷撃機に仕上がりました。
一方で燃料の搭載スペースが少ないため航続距離は短めという問題もあります。
Al-4は銀河大戦においても中央国軍の雷撃機として戦闘に投入されていますが旧式機ゆえにその消耗率は高いものでした。パイロットの間からは空飛ぶ棺桶といわれるほどです。
・スペック
全長:- m
武装:
・固定
後部15mmレーザーキャノン砲塔×1
・翼下ハードポイント
【対艦任務時】
光子魚雷×1
搭載:
なし
エンジン:
電動式重力プロペラ×2
または
粒子反応エンジン×2
2015-05-06 02:17:46 +0000