スクラ・アラクメルツ Skra-Arachmerz
略称・あだ名:アラメル
「本を一度にたくさん読めるから、私この眼すきー」
「私のごはんはまだー?」
「だって私やくにたたないも――――ん♪」
【鎧装形態データ】
全高:約50cm
最高浮遊高度:約20~25cm
技・能力:なし
耐久性:スチール空き缶と同じくらい
【アニマ体データ】
全高:30cm
性別:女
一人称:私
二人称:あなた
好きなもの:読んだことのない本、働かずに食べるごはん
嫌いなもの:いじわるする人、働けといわれること
知恵と機織と眼の女神。信仰されていた時代はかなり古く、最低でも紀元前まで遡る必要がある。また、信仰されていた地域もかなり狭く限定されており、一つの民族に限定された『民族信仰』だったのではないかと考察される。
地下数千メートルのところでずっと眠り続け、最近になってやっと発掘されて眼を覚ました。
しかしあまりにも長期間休眠状態になっていたため、とてつもない魔力不足に陥っており、鎧装形態でも50cm、アニマ体は30cmの幼児にしかなれない。
更には自我と記憶の再構築がうまくいかなかったため、人格も幼児退行し、蓄えた知識もうまく引っ張り出せないというこれでもかというくらい情けないザマである。
人間一人と誓約したくらいでは不足分の魔力は補えず、膨大な数の生贄を喰らわなければどうにもならない。
その性能ポテンシャルと魔力事情を考慮し、万一のことあって敵の手に渡らぬよう、現在ミューラ連盟にて保護されている。
「スクラ」とは小さい・弱いことを意味する。なので正式名称は単に「アラクメルツ」。
何かにつけて「ごはんたべたい」というが、実際は顕現する上でも生物としても食事は必要ない。食物を摂取するのは単純に興味。本物の穀潰しである。
鎧装形態・アニマ体ともに最大の特徴は「複眼」。
アニマ体のときは、これをリボンで隠している。視界は隙間から薄目をあけて見ているらしい。
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ボツにしたあの子をサルベージ。
2015-04-25 14:40:21 +0000