不淵あきら◆ブクマできてません「クロックはね、錆びついた神は、すっかり錆でまっくろになってしまっているけれど、その翼は純金だから、今もなおうつくしく輝いているの。すてきでしょう。
それを、壊そうって言うのなら――――でていって。この世界から、でていって、いますぐに!!」
いまはカラドアの一部となった辺境の国のとある神殿には、古代の民が作り祀り上げた機械仕掛けの神がいた。
遠い昔の異教の神を、ある時に見つけてしまった辺境の国の、そのさらに端の辺境の村は、その扱いに困り果てある一人の親無し子を生贄にその神を鎮めることとした。
銀色の髪と氷色の目をした齢わずか十四の、幼く哀れな花嫁は、以来錆びついた神とともに生き続けている。
戦闘においては彼女自身は手にした布を媒体に目くらましなどの幻術を操るのみであるが、錆びた神クロックは様々な古代魔術を始めとして翼による斬撃や暴風など様々な攻撃を繰り出してくる。
■こちらのタグに参加させていただきます:黒神の花嫁【illust/49758971】
■企画元:PixivFantasiaT【illust/49549008】
2015-04-19 14:54:36 +0000