【ただ一つの】イヴリム【第5期】

葉ユル
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ただ一つの【illust/44307098

イヴリム=メーヌリス・ペトルシュティ=プルモー / 明護 宵華
水の部隊/♀/22歳/158cm 一人称:私 二人称:アナタ

◆ ステータス (計340)母が衛の部隊所属のためボーナスを利用しております。
Main・戦力:202 (107+80+15) / Sub・生命力:73 (38+35+0) / Sub・運:65 (15+45+5)
◆作品ID:49911691

◆家族
父:玲紗・M・ペトルシュティさん【illust/49378302
「あら父さまがいない。また水の中で歌っているのかしら。でもそれならきっと大丈夫ね。後でお歌を聴きに行ってみましょう。」
母:インファ=プルモー【illust/49359373
「満月の夜に灯篭を持つ父さまがとても綺麗だったから私に宵の華と名づけたんですって。ふふっロマンチックよね。」
妹:美沙・M・ペトルシュティ・プルモーさん【illust/49946463
「おかえりなさい美沙。今度は何処に行っていたのかしら?旅のお話聞かせてくれる?」
「私のようには舞えないと言うけれど、とても楽しそうに踊っている美沙が私は好きだわ。お歌もねすごく上手なの。」
   
◆ Skill  詳細をこちら移動しました【novel/5517312

◆プルモー族
涙の呪縛により自身が枯れ果てるその時までただただ命の涙を流し続け、
短い時間を生きることしか許されなかったプルモー族であったが、
纏狐族と猫胡蝶の力が呪いの束縛を緩和し子孫に確かで儚い未来を与えた。
しかし一度目の敗戦を機に呪いは再度の束縛を目論み、
周囲の泣く者に共鳴して自身の意思とは関係なく瞳からは涙が零れ落ちる。
祖母や母と同じだけの未来を、微笑を絶やすことなくその子もまたゆっくりと命の涙を流し歩み続ける。

◆素敵なご縁を頂きました(4/21)
✧水の部隊 マリ・溟妃-ミンフェイ-=カラー・ディプシーさん【illust/49918473
海の底から聴こえる笛の音に誘われて
うっかり海へと落ちてしまった私が出会ったのは
綺麗で優しい、無茶をしがちな一人の魔女さん。

「………きれいな、ひと…………あら?そういえば私海に落ちたはずなのだけれど。ここはどこかしら?アナタは、どちらさま?」
「こんにちは、マリ先生。今日も読書を…昨日から随分と本が積み上がっているのね。これすべて1日で読んでしまったの?
 そう……ねぇ先生。私おいしいお料理を教えてもらったの。先生にご馳走したいのだけれどお台所をお借りしてもいいかしら。」
「本当は無茶なんてやめて自分を大事にして欲しい。でもそれは私の勝手な願いだから押し付けるようなこともしたくない。
 だから私がアナタを大事にしようと考えたの。アナタが誰に対しても優しいように私がアナタに優しく在ろうって。
 ……やだいけない、これはマリ先生に内緒だったわ。どうしようかしら、今のは聞かなかったことにしてくれる?」


「一緒にお料理したりお話したり…、ううんアナタの傍にいるだけで私は幸せなのだと気づいたの。
 長く生きることよりもマリの隣にいることを私は選びたいわ。だってアナタが好きなんだもの。」

「ねぇ“旦那様”、今日のお昼は何を作ろうかしら?実はおいしいお料理をまた教えてもらって…あら、どうかした?
 えっ、あぁそのことね。だってマリはもう先生でも恋人でもなくて私の旦那様でしょう?だから“あなた”。
 その方が結婚した実感も湧くんじゃないかと思ったのだけど…だめかしら?」

「ふふっ良かった。じゃ遠慮なく、“旦那様”」

彼女の顔に浮かぶのは笑み。
普段の優しいものとは少し違う、目の前の愛しい彼だけに向けられる笑み。

「あのね“旦那様”、大好きよ。」

涙を拭いて彼女は今日も彼の隣に立つ。
そこは彼女の笑顔が咲き乱れる場所。
そこが彼女の幸福の在り所。

                         *

薄れいく意識の中で浮かぶのは大切な友の顔。
可愛い子供達の顔。そして、愛しいアナタの顔。

あのね、家のことも子供達のこともあまり心配はしていないの。
だってアナタがいるんだもの。私がいなくてもきっと大丈夫。

――ただ。

「マリがまた無茶をしないか、それだけが心配かしら。」

弧を描く口元から零れたその言葉は愛しい者へと届くことなく、
彼女が流した涙と共に静かに闇へと飲み込まれていった。


*5期死亡判定によりイヴリムは自身の子供を庇って災厄に飲まれ、呪縛から解放される前に故人となりました。

◆可愛らしいお友達
✧火の部隊 サクラちゃん
illust/49590102
「こんにちは大叔母様、サクラちゃん。あのね花茶を作ってみたの。だから一緒にどうかしら?」
「サクラちゃんの香りはどこか私の母に似ているの。私のとても好きな香り。ふふっ、ぎゅっとしたくなるわ。」
「私ねサクラちゃんの笑顔が大好きよ。ううん、なんとなくそう伝えておきたいと思ったの。
 じゃまた一緒にお茶をしましょう。さようなら、サクラちゃん。」

「えぇ、約束。花茶を作って遊びにくるわ。」

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2015-04-18 17:11:05 +0000