ミューンウィリデを愛する者とししばらくして、2人の子を生した。双子の男の子。しかし一人は両脚がなく、一人は産声もあげず息を引き取った。
悲しみに明け暮れていると、彼は得意気に一人の脚を作り、一人は人形として作り直した。そして子よりも我先にと、私に守りを乞うた。
やっと気がついた。彼は私の優しさに胡座をかいているだけなのだと。甘えているだけなのだと。成長するつもりはないのだと。
私はもう長くはない。しかしこのままでは残された子供たちは生きていけない。彼が…ミューンウィリデが変わらない限りは。
私は側にいてはいけない。子供たちの、そして愛する者のためにも。
母親としては失格だと思った。でもこれが最後に唯一自分に出来ることだとも思った。
さようなら、ウィリーノア、ピーノヴァセーミ…そして愛するミューンウィリデ。
貴方が変わることが出来たら、きっとまた私に会えるはずよ。…だから少し先に、待っているわ…
そしていくつかの物を残し、全身に水晶を持つ女性はどこかへと消えてゆきました。
*
ただ一つの【illust/44307098】に次世代を投稿させていただきます。
◆チェリシアーノ・クローチェ=F=シュウ=ベルトリオ
Cherisiano・Croce=Fontaine・de・Chocolat=Shuu=Beltrio
部隊:衛
性別:女
年齢:22
一人称:私
二人称:名前(年上や身分が上の人にはさん付け)、貴方(貴女)
好きなもの:不幸の後の笑顔、甘いもの(チョコレートは中毒が出るが時々衝動に駆られる)
愛称:チェル、チェルシー(愛称で呼ばれることを好む)
サーストウルフ宿石種とウタコトの一族との間に産まれた【サーストウルフ宿石種】のウタヒメ。母譲りの母性でお姉さん気質を見せつつも、やはり自己犠牲心の塊。また母ほどではないが少し声が出し辛いため、たまにえづくことも。
血花のスキルを引き継ぐことは出来なかったが、弟とお揃いにしたいということでそっくりな花飾りを至る所に付けている。
◆ステータス
Main 守備力:200(65+115+10+10)
Sub 生命力:79(54+25)
Sub 運:21(1+20)
(合計300/両親が衛の部隊だったため、ボーナスポイントの10を振っております)
◆作品ID:49848849
※非常に短命であり、また種族の諸々の要因によってID判定に関わらず来期までには死亡とさせていただきます。
◆家族
父:【衛】ゼノール・クローチェ=F=シュウ=ベルトリオ 【illust/49019688】
「お父様のことはあまり記憶にはないけれど…そうね、お母様を抱きかかえるように幸せに眠っている姿だけは覚えているわ」
母:【衛】リーチェさん【illust/49174022】
「お母様…私は貴女のように強く美しい人になれたでしょうか…?」
双子の弟:【衛】ルーモ・クローチェ=ベルトリオさん【illust/49708255】
「ルーモはもう少ししゃんとしたらどうかしら?少し危なっかしくて見ていられない時があるわ…」
「あまり無理はせず、私に頼ってもいいのよ?双子とはいえ、私が姉なのだから」
♥︎素敵な方と巡り逢えました。(4/26)
匠の部隊 ミューンウィリデさん【illust/49666555】
ある日見かけたのは小さく幼い子供ーーの人形。その刹那、愛への渇望も相俟って私は彼を守らなければいけないと悟った。
「貴方、とても偉いのね。まだ生まれたてだというのに…でもこの世界は、災厄はとても危険だわ。…えぇ、私が何からも守ってあげる」
「私はチェリシアーノ。チェルでもチェルシーでも、好きに呼んでちょうだい」
「貴方は…そう。よろしくね、ミューンウィ…リ…ご、めんなさい、たくさんお話しすると少し、声が…出にくくなるの」
「えぇ、貴方が望むなら、求めるのなら私はずっと貴方のために戦い、貴方を守り、癒しましょう。それだけが私の存在意義なのだから」
えぇ、きっと、そうに決まってるはず。
◆Skill
・闇変換
・水晶変換-飢-
・ショコラップ
・咎負い
・光水晶の盾
・しゃぼん水晶
・煌きのミコトウタ
詳細はこちら【novel/5114367】※只今修正・編集中です。申し訳ございません。
また「愛への渇望」は過度な奉仕欲。戦うことも、守ることも、癒すことも、大切な人のために死ぬこともも、なんでもしたい。
◆種族・家系について【novel/4899042】
チェリシアーノは父親と同じく右腕に闇を封じ込める水晶を、また右目の赤い水晶に人の罪を封じ込める。
◆キャプションとセリフは随時更新していきます。
2015-04-14 18:28:08 +0000