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カゼノキ◆閲覧停滞中心の臓が炎そのものであるこの一族は、生涯その心の炎を人々にわけ与えながら旅をする宿命をもつ。
ある時は人を守る暖かな焚き火へ、ある時は生物の命を奪う戦の炎へ。
人の手に渡っていった炎の行く末に、民が物言う事はない。
命尽きるその日まで、望む者に炎をもたらすのが民の使命だからだ。
しかしごくまれに炎自身が心を手に入れ、自分の使われ方に不満をもつことがあるという。
心に翳を落とした炎のことを、民達は翳焔【ア・リェ・フルエノ】と呼んだ。
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◆翳焔【ア・リェ・フルエノ】
意思を持った翳焔（かげぼむら）の一火。この個体の名前は「クゴン・レ」。
炎の民である少女の影と一体化しており、普段は影の中から世界を覗いている。
子どものような言動が多く、一人称は「ボク」。怒りっぽい。
鯨や鯱のような姿をとっているが、本来は不定形であり、槍や剣など武器の形をとって自衛することもある。
炎であるにもかかわらず破壊目的で「燃やす」ことをあまり好まない。
そのため、戦では影としての能力で攻撃を行うことが多い。
◆焔の技師
「クゴン・レ」を自らの影に住まわせる、炎の民の少女。
各地を巡って炎を配り渡る旅をしているが、詳細の一切が不明のため通称「焔の技師」と呼ばれている。
火への高い耐性のほか、自分の炎でなくともある程度は制御することができる。
一切言葉を紡ぐことがなく、コミュニケーションは「クゴン・レ」が影の中から喋ることで代わりに行う。
基本的には無表情であるが、「クゴン・レ」が怒ったり笑ったりすると連動するように感情を表す。
神出鬼没に炎を配って歩きます。
特に御代も必要ありませんし、譲渡後の用途はお任せです。
一応戦場タグはつけますが、どこにでも現れるタイプのキャラなので、どなたでも都合よく使って火種もらっていって結構です。
今回はキャラの物語というより、ファンタジー絵を描くことに重点を置いて頑張ってみようと思います。
一年間まったりやるので、また宜しくお願いします。
（4/7 DR・OR頂きました。閲覧評価、bkmしてくださった方々ありがとうございます！）
二枚目に簡単な全身画と設定メモを付け足しました。が、この通りでなくても大丈夫です。
また、二章よりワーカイブコレクターillust/49964417の会員になります。
コレクションにさりげなく写りこむ事で自分の目的を満たすという下心満載な理由ですが、よろしくお願いします。
pixivファンタジアT：illust/49662235
2015-04-05 15:08:11 +0000