マーリン(陶 茉凛・トウ ムォリン)
風の部隊/25歳/男性/180cm
○ステータス
Main・戦力ステータス:200(90+109)+1
Sub・生命力ステータス:70(45+25)
Sub・運ステータス:100(45+46)+9
合計:370pt
○ID:49664320
○家族
父:スティングレイ【illust/49122322】
「親父には迷惑かけたな。でも心配はいらないよ。ちゃんと覚えてるから、親父のことも、レンのことも」
母:陶 輝安【illust/49095378】
「母さんのこと…断片的にしか覚えてないんだ。でも機織りは母さんが教えてくれたはずさ。この手が覚えているよ」
妹:陶 緑廉【illust/49606501】
「レンはとても美しいのに、なぜ男のようなフリをするんだい?まあ…その方が俺も親父も安心だよ。大切な妹に何かあったら困るからね」
記憶を失う呪いに蝕まれる自分の運命に酔ったり逆境を楽しむ節があり、行動や発言にやや中二な面がみられる。
呪宝からもたらされた勇気の恩恵で躊躇いや恥じらいがなく、歯の浮くようなセリフを平気でいうが常に無表情。
彼が呪宝に蝕まれていることを知らない人からは健忘症かやたらと物忘れの激しい人に見える。
◆素敵なご縁をいただきました。
水の部隊のロヴィールさん【illust/49711224】
「まるで戦場に咲く一輪の可憐な花だ。…君のことだよ、美しき姫君。
俺はマーリン。君の名前も教えて貰えないか?出会えた歓びと共にこの胸に刻みたい」
「……?ああ、えっと君は…や、やあ…まさか君から俺を訪ねてくれるなんて感激で少し驚いただけさ…って、あっちょっ!その手帳はダメだよ、返してくれないか…」
「そう…でも今の俺はこの石がないと君の瞳を見ることもできない。臆病者だと笑うかい?
俺には君を守る力が必要なんだ。その引き換えが俺の記憶なら些細な物だろう?」
「今日は君に伝えたいことがあって来たんだ。その…
…一度しか言わないから覚えていて。
好きだよ、ロヴィール。君がもう少し大人になったら、俺のお嫁さんになってほしい」
「あの呪われた石かい?とっくに手放していたさ。これはただの飾り。
そりゃ大切にしていたよ。君に声をかける勇気をくれたのもあいつだし。
いつって…そんな昔の事は忘れたよ。君と出会ってすぐじゃないかな。
…痛っ!なにもぶたなくたって。
別に隠していたわけじゃないよ。君さえいてくれれば何も怖いものなんてなかったんだ。
それに勿体無いじゃないか。君とのあれもこれも知らないうちに忘れてしまうのはあまりに悔し過ぎる!
なんてね…
もしかして、気がついてなかったのかい?
君に情けない男だって嫌われやしないか、ずっと震えていただんだよ」
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親愛なるロヴィール
君がこの手紙を読む頃は、俺はどんな風になっているのか自分自身もう分からないはずだから。
あれを早々に手放せたのは運がよかった。もちろん君のおかげだよ。
でも思ったより深刻だったようで、自分が何を忘れているのかさえ思い出せないんだ。
それでも、君のことだけは全部覚えているから。
だからずっと笑っていて欲しい。
○スキル
【呪宝(忘却の菫青石)】
持ち主にひとつ「勇気」を与える代わりにひとつ「記憶」を奪う呪いの石。
本人は自分に勇気をもたらす存在として好意的にとらえており
5期開始時点で手放すつもりはなく、それどころか相棒だと思って大切にしている。
【機織り】災厄をはねのける布を織る技術。母より教わる
【狩人の心得】生まれ持った狩人の本能と、鍛錬によって培った技術
【青い炎・焔散弾】体内に巡る魔力の炎を宿らせた矢を射る
○その他
【呪宝について】
災厄で母を亡くして抜け殻のようになっているマーリンを
呪いの石は放っておくはずもなく彼にそっと忍び寄った。
足元に転がった呪宝に触れると、不安や恐れを感じなくなり、恥じることや躊躇うこともなくなり
次第に自分らしさを取り戻していった。
恐怖の記憶が蘇ることもなく、その記憶もいつしか思い出せなくなっていた。
臆病な自分を奮い立たせてくれる唯一の存在…呪宝はまるで麻薬のように彼の心に浸透した。
かつて母も呪宝の恩恵を受けており、またその石も母の死と共に砕け散ったはずなのに。
息子の異変と呪宝の存在に気づいた父は、息子を伴い呪宝鑑定士を訪れた。
呪宝の力に頼りすぎれば、知らず知らずのうちに記憶を失い、失ったことにも気づかぬままいずれ死を迎える。
それでも、すでに失った記憶は取り戻せないが、この石から逃れる方法がひとつあるという。
父が身を乗り出してその方法をたずねると呪宝鑑定士が答える。
「呪宝を手放す勇気を持つことですよ。本人に立ち直るきっかけでもあればいいんですけど…ね」と。
・呪宝【illust/47626829】
【失われる記憶について】
生命活動に関することや、体で覚えていること(弓術や馬術)、呪宝の存在(恩恵を受けていること)は忘れない。
内容はほとんど呪宝のさじかげんだが、恐怖の記憶や、些細な記憶などさまざま。
日頃から巡らせているような思考や記憶はよほどのことでもない限り忘れることはないが
大切な思い出も思いめぐらせることをやめた時はその限りではない。
気がつかないうちに記憶をいろいろ失っているので、
「失ってもいい」などと豪語しつつもこまめに手帳にメモを取っている。字はわりと綺麗。
ロマンチストの性がそうさせるのか内容が若干ポエムっぽい。
メモをとっても記憶にない場合は、話を合わせたり覚えているふりをする必要があって大変。
【馬】
ロマンチストとしては白馬にこだわりがある。
【命の水】
遺伝による体質で適度にアルコールを摂取しないと体調が悪くなる。
酔うと感情が爆発して無表情のままさめざめと泣き、ひたすら謝罪を繰り返す。
【成人の儀】
母方の親族に伝わる儀式。マーリンは儀式を行っていないが、かわりに父方に伝わるしきたりの二つ名(偽名)を与えられた。代々偽名を名乗る習慣があり、本名を明かすことはない。
2015-04-04 16:03:32 +0000