【ただ一つの】ムスヒ・フウガ【第5期】

あずこ
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結緋・フウガ(結緋蔓)
16歳/女/151㎝/一人称:私、結(ゆい) 二人称:あなた

Main:素早さ333 Sub:生60/運57 (計450ポイント)

本名:結緋-ジェフォ・C・M・L・フウガ・レガトゥス/陶 結緋
 (C・M・L=クラフトハーツ・マギアシュテル・ラレティエール)
キョウセイペンギンの名はプリオルと傀儡のアルヘナ


父:暁芽【illust/49018565「今日も父さまへお手紙を書きました。お手紙は廉に渡しております。お返事は、…いえ…。」
母:白蓮【illust/49057480「戦場で戦うたびに、燃える血潮にあなたの血を感じます。私も気高く強く…母さまのようにありたい。」
兄:廉熾【illust/49586064「廉、私は平気。だから手を離して、ね?いい子だから。この手合わせも…すぐに終わらせるわ。」



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ID:49586520

スキル
疾風如:風が恵む機動力。疾きこと風の如く、背中を押すこと追い風の如し。

煉獄修羅華:敵を引きつけ仲間の痛みを引き受ける代わりに火天の焔を纏い攻撃力が一気に上昇する。
      願立ては「誰かの役に立ちたい」
天津甕星の心眼:力を使うことで左目で万物の行動、右目で相手の深層心理や物事を可視化できる。
        虹彩は星の光を宿し、より強い星見の力を持つ者は瞳孔が煌華星の形をしている
硝子金魚の陣【恵】:使役した硝子でできた金魚陣からの口づけで任意の莫大なバフ効果が得られる。

          月光の祝福を得た者たちからの刃からは逃れることは出来ない。
          本人から直接口づけることでより大きな祝福を得ることもできる。

硝子金魚の母と空駆ける精霊の父から生まれた娘。
大切な人に一番愛している、と言われることが夢だが愛に臆病。
叔父夫婦が決闘で婚姻を決めたことから自らを負かすものが相手と思っている節も。
実家に報いるためにお見合いを受けるものの、毎回こてんぱんにしてしまう。
(実際は魔力暴走に耐えられる相手ではないと相手に迷惑をかけると思っているため)


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婚姻関係
衛の部隊 オルエン・ディラメントさんillust/49585184】(4/2)

「…私の母は小さい頃にお星さまになったと祖父は言うんです。本当は子供騙しかもしれませんけれど。
 それでも不思議と空を見上げるたびに顔も知らない母を感じるのです。だからお付きに隠れて星空を見に抜け出すのが好きで。
 オルエン兄さまも困った放蕩娘だとお思いですか?…いけませんね、夜風は少し…冷たいみたいです。」
「最近ずいぶん厚着、です?…いえ…寒がりなだけで、ええと。だから 特に何も……
 っ…!!だめ、見ないで…、!!……わたしの、…、………」

「…こわいんです、たくさんのことが。愛されることも、求めることも、ちぐはぐで、わからなくて。
 私はきっと貴方が思っているような子ではなくて うんと醜くて、臆病で、卑屈で、愛されたがりの我儘です。
 ごめんなさい…もう少し、こうさせてください。明日から…いつも通りのいい子になります、お願い。側にいて……」
(オルエン、あなたが好き。この気持ちも天津甕星の瞳に乗せて伝えることができたら、よかったのに)

「父さまの血で、私の心臓の音は人よりも小さいのです。でもきっと今はあなたよりずっと大きな音で鳴っている…
 オルエン、私 簡単に壊れたりしない。一番に愛しているからこそ、私のこと、恐れずにもっと…知ってほしい。
 …きて。あなたの弱いところ全部私も受け止めたい、その手で触れるものすべて おそれることは何もないの」

(いつか私が壊れてしまったその時は…どうかその手で抱きとめて、おねがい)

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子を守った。愛する人との子供。
ずっと憧れていた家族、小さな命。ただただ幸せだった。
それが奪われるなど、ただ手を伸ばす事しか思いつかなかった。

「…子供たちは、大丈夫…。でも、私は………」

「オルエン、
 あなたの手で、わたしを、…ほどいて、
 貴方ならもう一度、失った未来を結びなおせる、だから」

首の魔力制御を壊せと最後の力で指差した時、彼の瞳はどんな表情をしただろうか。
大きな背に腕に手を回すその腕すら今はほろほろと泥のように侵食され砕けていく。

「私をお嫁さんにして、家族にして、お母さんにしてくれてありがとう
 私、星になるの。遠くに…いくだけ、だから…なかないで

 でも オルエン、寒いの…、近くに来て、抱きしめて、口付けて、もっと、……、…
 わたし、大人になんてなれなかったのね……我儘な娘のまま…

 たくさんの愛を、…いのちを……ありがとう…
 愛している、世界で一番……ずっと、ずっと。」

ーその日ディラメント領のある地方に幾千の星の光が降り注いだ。
魔力暴走を引き起こすことで辺り一面は浄化の光に包まれ、
最愛の夫と子らには最期の祝福の光が降り注いだという。

ずっと寄り添い続けた愛しい手。彼とその子達、彼と生きた世界をを愛していたが故の残酷な選択だった。
結緋は解けゆく玉の緒の中、亡くなった母の選んだ道の意味を理解するのであった。


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❖既知関係
憧れのお姉様 リーリンさん【illust/49587755】
実の姉のように慕う義姉様 プリメイヤさん【illust/49608588】
セリフリンクほか詳細は【novel/4884413

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2015-03-31 15:47:16 +0000