こちらの企画に新規家系の方投稿させていただきます。【illust/44307098】
■オルクィール
男/24歳/250cm(体長)
◇一人称:僕/二人称:君、呼び捨て
所属:水の部隊
Main・戦力ステータス:10
Sub・生命力ステータス:0
Sub・運ステータス:0 (計:10ポイント)
作品ID:49585307
■種族
海鳴の竜(うみなりのりゅう)
夜空色の体に星を散りばめたような模様、骨になった翼をもつ海竜の種族。
昔は空を飛ぶことのできる大きな翼があったとされるが今はその名残の骨が残るのみとなっている。
首と両翼にはめられた光る枷は、昔に先祖が犯した罪を子孫が代々背負っていると言われる。
陸に上がることなく、一生を海中で過ごすが、星の綺麗な夜には稀に海面に顔を出すものもいるという。
■skill
海鳴の枷:首と両翼にはめられた天の枷。永遠に海から出ることが出来ず、飛ぶこともできない。
海から出ようとすると、首を絞められるため呼吸が出来なくなり、枷に縛られた翼は代を重ねるごとに腐り落ち骨だけになった。
遠い昔にオルクィールの祖先が犯したといわれる重い罪を償うための枷。
首と翼を縛られているため海から出ることが出来ない。
枷は愛する伴侶に触れてもらえた時に外れるが、代償として自身とその伴侶の子も、同じく枷を継ぐ運命になってしまう。
星の綺麗な夜にだけは、枷の力が弱まるという。
※枷を外して子に継ぐか、外さずとも傍にいるかはお相手様にお任せいたします。(こちら側の子世代には、来期も枷を受け継ぎます。)
泡沫星:星のように光る体で海中を泳ぐ姿は、泡の星を体に纏わせた流れ星のよう。
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素敵なご縁をいただきました!!(04/03)
水の部隊/イロジカ様【illust/49585061】
それは、ある日の夜のことでした。
いつものように、水面へと浮かび上がってきたオルクィール、今日は星が綺麗だから、少しだけなら陸の方へ…そう思って泳いでいくとそこにいたのはとても可愛らしい、ちいさなちいさなお客様。
「おや、君は…?ああ、驚かせるつもりはないんだけれど…」
自分の大きな体と跳ね上がる水しぶきで相手を驚かせてしまった、と、オルクィールはお詫びとしてその子に綺麗な貝殻をあげました。
それから毎日、海辺へとかようのがオルクィールの日課になりました。
毎日毎日、あの子のために綺麗な貝殻や珊瑚を見つけ、プレゼントします。
星が出ていない日も、あの子が嬉しそうにプレゼントを受け取ってくれるのを見ているだけで、枷の痛みも和らぐように思えるのでした。
月が登って、空の果てに沈んで。また夜になり月が登って…
あの子と出会ってから、何度それを繰り返したことでしょう。
あの子の名前が、「イロジカ」というのもわかりました。
イロジカは、色を食べるのだということも、海の外には、イロジカが家族と共に暮らしているということもわかりました。
(君や君の家族がいる海の外の世界。そこに僕も行けたなら、どんなにうれしいことだろう。)
ある日の夜のことでした。それは二人が出会った時のような、星の綺麗な夜でした。
今日のイロジカは、何かいつもと違います。…きっと何かいいことを思いついたのでしょう。オルクィールはそう思いました。
そして、
ちゅるるん!
その時のことを、オルクィールはよく覚えています。
イロジカの体が、まるでお星さまのようにきらきらと輝いて、それと同時に、自分の首から痛みがすぅっと消えていきました。
「イロジカ…!君は、君は……!!」
とたんに愛しい気持ちがどんどん溢れ出します。
こんなに小さな体で、この子は自分のことを…。
そう思うと、胸がとてもあたたかくなるのでした。
「ああ、行こう。イロジカ。僕に教えてくれないか、きみが今まで見てきた、色鮮やかな、海の外の世界を。」
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■関係のご相談について基本このキャラクターでこちらの方からは申請に行くことはございません。受け身です。
来期までにお相手様が見つからなかった場合、続投又は断絶となります。
作品IDや所属部隊等に関しては、特に希望はございません。相性重視です。
既知関係についてもお気軽にご相談下されば幸いです。
返信ですが、即日~3日ほどお時間をいただきます。
また、予備として二通同じ内容のものを送って下さるとありがたいです。
それではよろしくお願いします。
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昔、大きな翼を持つ竜がいた。
夜空のような、綺麗な藍の色をした竜だった。
竜は空の星に憧れた。星の輝きが欲しかった。
夜空色の自分の体に、星の輝きを宿したかった。
それから、毎日竜は天に一番近い山の上で、星に地上のことを話した。
竜の話を聞く星は、竜の目からはいつもに増して光っているように見えた。
そしてある日、星は流れ星になった。
夜空色の竜のもとへと、落ちる。
竜は星に手を伸ばす。
星は、キラキラと 輝き、おちる。
竜は星に手を伸ばす。あと少し、あとすこし。
竜の手が星の先に触れた。
そのとき、
空の上から一筋の光。
星は雷で砕け散った。
大きな光る欠片が二つ、地上にばらばら飛んでった。
竜は海へと飛ばされた。かみさまに枷をはめられて。
もう地上には上がれない もう星のもとへ飛べやしない。
星を天から連れ出そうとした竜にはめられた光る枷。
星がめぐり合うその日まで、永遠にその枷は消えない。
ひとつの星、二つの命。その外側で小さく光る、海の夜空の物語。
【キャプション随時更新中】
2015-03-31 15:10:16 +0000