時間はちょっと戻って、修学旅行が始まったばかりの頃
政府は凄腕のスナイパーを雇い、生徒たちに狙撃ポイントまでおびきださせて暗殺しようとするのだったが・・それでも、せんせー無双は変わらずだった
レッドアイ「今度こそ頭撃ちぬいてやるぜ、ん?」
「暗殺なら、手を貸してやるぜ!!黒船ファッキーン!!!」
せんせー「ヌルフフフ・・それくらい、この巨大生八つ橋で防げます」
倉橋「すっごーい!!八つ橋ってこんなにすごいんだー!!」
磯貝「八つ橋はともかく・・やっぱ生半可な攻撃じゃ、殺せないな」
前原「いや砲撃っておかしくね?それにあいつ・・どこかで見たような・・」
レッドアイ「エエエエエー!?大きいからってそういう問題じゃねーだろ!?ていうか 俺の邪魔するんじゃねーよ!!クソガキが!!」
そして映画村の撮影でもエキストラに交じって暗殺を決行しようとするが
「待て待て待てーい!!俺も助太刀するぜ!!ウィンチェスターライフルを食らえ!!」
せんせー「うぬぬ!!飛び道具とは卑怯なり!!」
「勝てばいいんじゃ!!勝てば!!」
中村「何か知らないけど、異種格闘技戦ってやつ!?燃えるわねー!!」
レッドアイ「ちくしょー!!恥を忍んで常識を捨てたのに これじゃ狙いが定められねえ!!」
烏間「努力したようだが その程度の常識の捨て方では奴には通じんぞ」
その時、見物人に異様にやせ細って目のギラギラした中年と思われる男がいた
「ほーう・・こりゃぁすごい、こんな迫力のある出し物は初めてじゃのう」
烏間「・・・(一見スキだらけのようで、スキがない・・あいつと同じだ ただモノじゃないな・・あいつらは何が目的で関与してくるのだ?今はそれどころじゃないが・・邪魔をするようなら 片づけなければならんな・・)」
そして、E組は古い旅館で、部屋は男子と女子の大部屋の二つだけという待遇だった
「おいでなさいやし!!」
渚「え!?き、君どうしてこんなところにいるの!?」
「ただのバイトさ、気にするな」
岡島「ただでさえ安い旅館で気がめいってんのに これじゃ、ますますへこんじまうなぁー・・」
「心配しなさんな こういうところがええんや!!いいのぞきスポット紹介しまっせー!!」
岡島「ムフフフフー!!では案内してくれたまえーー!!!」
杉野「岡島、わかりやすすぎ・・」
渚「・・・何だか妙だなぁ 偶然にしてはできすぎてるようだし・・本当に他意はないんだろうね?」
「あったところで俺に何の得があるってんだ?そういうなよ サービスはちゃんとするからよ 何でも言ってくれや」
こうして、騒がしかった一日目の夜が終わるころ・・
渚「何だか女子の部屋が騒がしいなぁー・・・」
茅野「渚くーん!!ダメじゃないのー!!ちゃんと女子会に参加しないとー!!みんなで好きな人言い合いっこしたんだから 今度は渚の番だよー!!言わなかったら 全身くすぐりの刑だからねー!!」
渚「いや、僕は よく誤解されるけど、女の子じゃないし!!ていうかどうして女子こんなにテンション高いの?まさか お酒飲ませたのか!?」
「いやぁ・・・ビッチ先生が飲んだ酒のにおいで酔ったらしくて・・これは想定外だったな 俺にもどうにもならんよ、安心しな 学校には黙っててやるから」
渚「においでって・・・あ、そこは・・やめてえええええーー!!!!!」
そして衝撃の事実が明らかになる
烏間「それはお前の手足が二本だった頃の話か・・いや、やめとこう」
せんせー「それがいいですよ・・手足の話なんて野暮ですから・・それと、立ち聞きというのはもっと野暮ですけどねえ・・・」
烏間「そこにいるな・・!?この宿も、あの男も 皆お前の息がかかったものだな?何が目的だ」
「いやだなぁ・・そんなに構えないでくださいよ こっそり聞いたのは悪かったよ、安心しな誰にもばらしゃしねえよ」
烏間「ふざけるな!!ここまでやるからには何か目的があるだろう!?貴様は外国のスパイか!?」
「いーや・・俺は俺のやりたいようにしてるだけさ、本当にそれだけだよ 俺は自分が知りたいと思ったことは何でも知らないと気が済まない性質なんでねえ・・・この旅館だって、不景気で倒産寸前だったのを買い取ったのさ、この宿には歴史があるからな それを受け継ぐものがいないと・・・おっとまた長くなりそうだ 残りの修学旅行を楽しんでおくんなさいよ」
烏間「妙なやつだ・・厄介ごとが増えるのは好ましくないが それも仕方ないか・・・だが まずはお前のほうが先だ」
せんせー「ええ、お待ちしておりますよ 私も厄介ごとが増えるのは好きじゃないですからね」
アンケート:レッドアイ「おかしい・・俺の目がにじんでやがるぜ・・(涙)
どうぞどうぞ、ビールでも飲んでリラックスしなよ
娘の面倒は俺が見てやるよ、おめえさんは停学だけどな はっはっは!
2015-03-15 07:38:36 +0000