【HD神戸市交01】坂の街の地下鉄【地下鉄1000形】

古淵工機10@RSPI作者?

神戸市交通局(神戸市高速鉄道)1000形→1000-01形・1000-02形:
1977年の神戸市営地下鉄西神線の開業に合わせて登場した電車である。
神戸市電以来連綿と受け継がれてきた「乗客主義」を体現した車両とすべく、
当時の日本の地下鉄としてはいち早く車両の冷房化に取り組んでおり、登場当初よりクーラーを装備。
さらに車体デザインや内装などは、市内を走る私鉄である阪急電鉄の影響を多分に受けてか近代的なものに仕上がっている。
なお、車体塗装のグリーンは神戸市電の塗装を模したものである。
製造メーカーは川崎重工業、制御方式はサイリスタチョッパ制御。

最初は4両編成であったが、輸送力増強により5両編成、6両編成と長大化を繰り返し、
1987年の西神中央までの延伸線が開業した際に登場した3次車では、クーラーが大型のものに変更されるなど
外観上の差異が特に際立っている。

1997年より走行関係機器を中心にした更新を実施。
最初にリニューアルされた車両はGTO素子を使用したVVVFインバータ制御で、この更新工事の際に形式を「1000-01形」に変更。
続いて、2004年度の施工分からはスイッチング素子がIGBTに変更となっており、こちらは「1000-02形」となっているが、
ともに車両番号などの変更はなく「1000形」と総称される。

現在、6両編成18本の108両が在籍。このうちの1101~1107Fが1000-01形、残る全車が1000-02形である。
1978年ローレル賞受賞。

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2015-02-08 00:14:54 +0000