GH-65 フリューゲル

皇帝@妖精

グレンスクの戦闘機です。
GH-65は銀河大戦勃発前に登場したグレンスクの安価でバランスが取れた戦闘機でした。
コストを抑えるために胴体の部品はその多くが傑作戦闘機GH-43と共通化されており、相互の互換性を備えていました。
GH-65は軽戦闘機であったGH-43の弱点を補う事が第一の目的となっており、この機体ではGH-43よりも搭載力が強化されました。その一方でエンジンはGH-43と共通のため出力は変わっておらず、機体の重量増加によって軽快さはやや失われています。
GH-65はそこそこの搭載力とそこそこの速度性能、そこそこの運動性、そこそこの航続力をもった機体となりました。コストはほぼ限界まで圧縮され、その一方で信頼性は相変わらず高いものに仕上がっています。
しかし飛行性能だけ見るとエンジン出力が同じで重量が増した事で低下しており、GH-43に扱いなれたパイロットから不満の声も若干ありました。
GH-65は銀河大戦期のグレンスク軍やその同盟国を中心に運用されました。新政府・帝国軍の主力戦闘機であったSP-86と比較すると戦闘能力は一歩譲るものの、非常に安価で信頼性に優れるGH-65は総合力では決して劣らない機体でした。

GH-65はGH-43の後継機に相応しいパフォーマンスを発揮しましたが、残念ながらGH-43ほど広くは運用されませんでした。
GH-43の時代は銀河各地で小規模国家が乱立し紛争が耐えない時代であり、グレンスクはそれらの国々に戦闘機を輸出する事ができました。しかしGH-65は銀河大戦後は帝国の時代が訪れ、地方の小規模な勢力は帝国により討伐されていきました。帝国側の勢力圏に入ったグレンスクはそれらの勢力にGH-65を輸出する余地はありませんでした。それに加えて帝国は武器の売買に厳しい規制を行っていました。
辺境の地方国家が帝国によって殲滅された後、GH-65を運用する国家はグレンスク帝国くらいであり、それ以外においては銀河大戦やその後の帝国による銀河平定の数々の戦いから生き延びた機体はごく僅かとなっていました。それらは一部がエイリアン軍に流れたりもしていますが、GH-65は出回っている機体の絶対数が少ないせいか部品の調達が難しくあまり運用実績はないようです。

・スペック

全長:14.5m

武装:
・固定
20mmレーザーキャノン×2

・翼下ハードポイント
【対空任務時】
中距離空対空ミサイル×4+短距離空対空ミサイル×4

搭載:
なし

エンジン:
粒子反応エンジン×1

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2015-02-02 06:05:05 +0000