オロ土夫婦と土蜘蛛ニャンのある朝の光景。
色鉛筆クオリティ(笑)。
穏やかに優しく団地シリーズのご夫婦たちの夜は明けていく。
下記はおまけの短文。
片腕にかかるずしりとした重み。
いつの間にか、土蜘蛛ニャンも愛しい妻も自分の腕を枕に心地よさそうに眠っている。
昔の己が今の自分を見たら笑っていただろう…。
「だが…存外に悪くない…」
暫く片腕がしびれることになるだろうし、他者の人生を預かる重みを感じなくはないだが…。
「今の方が…ずっといい…」
愛しいものたちを自分の腕のなかに入れ抱き寄せ、同等の愛を返してもらえるのは心が温まる。
この心地よい温もりにもう少しだけと…微睡もう。
ゆるりと目を閉じ、温もりを享受する。
今日も、新しくも優しい日が始まる。
2015-02-01 09:14:17 +0000