皇帝＠妖精主に艦船などに搭載される迎撃兵器です。別名、ビームレーザーキャノンとも。
通常のレーザーキャノンと異なる点は、この世界で利用されるレーザーキャノンは厳密には粒子ビーム砲であり、ブラスターガスに高電圧を印加し高エネルギー粒子弾を発射するタイプの武器であるのに対し、ビームキャノンは純粋に光を収束した光ビームを照射します。
通常のレーザーキャノンとの違いは、通常のレーザーキャノンは発射ユニットの仕様や設定などによって発射されるエネルギー弾の初速が変化するのに対して、ビームキャノンは基本的に光速で発射されます。そのため発射から着弾までのラグが非常に小さいと言う利点があり、これを利用して高速で飛来するミサイルなどを迎撃するのに用いられています。
弱点としてはレーザーキャノンより効率が悪く威力の面ではかなり劣ると言う点です。発熱も大きく連続発射するとすぐに発射ユニットがオーバーヒートしてしまいます。ミサイルなどの飛翔体には十分な威力はありますが、航空機などのより大型のターゲットに対しての効果はほとんどありません。
艦船の迎撃兵器として使用されるビームキャノンは多くの場合砲塔ユニット内に必要な昨日が全てまとめられており、砲塔内にビームキャノン発射ユニットに加えレーダーシステムや照準システム、自動制御装置等が組み込まれています。そして敵のミサイルや光子魚雷が近づいてきたときに自動で起動しそれらの迎撃を行うようになっています。
ビームキャノン砲塔を多数搭載する大型艦船ではさらにその上位にビームキャノン管制システムを設置し、それぞれの砲塔を最適な効率で動作させ、迎撃効率を向上させることも多くあります。
2015-01-28 23:10:03 +0000