皇帝＠妖精グレンスクの駆逐艦です。
艦首に１２０ｃｍ砲を搭載、また対艦装備として１８ｃｍ砲、対空装備として７.５ｃｍ砲を搭載します。
バランスの取れた汎用駆逐艦でありまた安価です。
特徴的なのは艦首に備えられた大型レーザー砲です。これは戦艦に搭載される主砲と同じ規模です。艦首固定のため正面にしか撃てない弱点はありますが、その代わりリッター級は小型艦のため、取り回しが軽くその弱点はある程度カバーできます。しかし120cm砲は消費エネルギーが大きいためあまり連射性は良くありません。
こいつを１０隻くらい揃えれば戦艦１隻分の強さ・・・というわけではなく、あくまで最後の切り札であり120cm砲を備えているだけにすぎません。照準機の性能もやや不足気味、コスト削減のためです。
リッター級は駆逐艦ゆえに防御は脆く、敵の攻撃に晒されればボコボコ沈みます。最初から消耗を前提としたリッター級ですが、一応最低限の乗員を守るための設備は備えています。
リッター級は主に中小国での運用を想定しており、それらの国々は高価な艦船を多数保有する事はできない上に駆逐艦１隻と言えども撃沈による人員の喪失は大きな打撃になります。そこでこの艦では脱出ポッドの充実や一部区画を避難シェルターとして装甲が施されていたり、人員の保護に対する配慮もありました。
もっとも・・・所詮駆逐艦なので気休め的な設備でしかありませんが。
リッター級は安価でそこそこ火力もあるため、多数の小国や武装勢力に輸出されました。
ちなみにリッター級にはイオンエンジンを主動力とした艦と核融合炉を搭載したタイプが存在します。イオンエンジン採用の艦は機関出力の低下や燃費の悪化と引き換えに建造コストは安価になり、また整備も容易でした。
核融合炉搭載型は性能は高いですが、整備に高度な技術力が必要なために維持が難しい場合も小国の軍や武装勢力には多いためです。
スペック
全長：200m
武装：
120cmマグナムレーザー×1
18cm連装レーザーキャノン×4
7.5cm連装レーザーキャノン×10
4cm連装ビームキャノン×6
搭載：
なし
エンジン：
イオンエンジン×2
または
核融合炉×2
2015-01-22 13:19:02 +0000