こちらの企画【illust/44307098】へ2期2家系目、参加させていただきます。何卒よろしくお願いいたします!
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(2015/01/21)素敵なご縁を頂きました!!
水の部隊の郵便屋さん ジールさん 【illust/48276535】
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▽愛しい人から頂いた妖精の名前は【 トロイメライ 】(※婚姻後はトロイメライと名乗っております)
▼童話妖精類サンドリヨン種(グリムヨウセイルイ)
※種族の説明【novel/4654723】
▽戦力(技巧):14/生命力:8/運:8/(父10+母10+自由10=計30)作品ID【48280770】末尾:【0】
性別:♀ 年齢:19歳 身長:15cm 一人称:私 二人称:あなた、君
▼かくして童話妖精の母と薇人形師の父が幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
…と、そんな幸せな家庭にあった一冊の絵本から産まれた童話妖精類サンドリヨン種。
産まれてすぐに二人の幸せを知り「ここから出て、二人のようになりたい」と告げて旅に出た。
家族とは手紙でやりとりをしている模様。放浪して19年。
妖精としては母の血を濃く受け継いでいるが、技師としてはまだまだ未熟。
夜な夜な民家の壊れた時計を直しては、一晩居候になり旅をしている。
特に個人の名前はなく、自身も名前に頓着がないので「妖精さんよ」と名乗っている。
また、体内時計が正確なため、時間を尋ねるとすぐに返してくれる。
幽閉の棺【鳩時計】から出られたらガラスの靴を履いて地面を歩いてみたいらしい。
そして両親にその姿を見せたいのだとか。両親には秘密。
母のように菓子類を食べるが、チョコレートが特に好き。けれど本当は南瓜のパイが大好き。
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▽家族
父:ロジェ・カルティエさん(10)【illust/47612465】
母:童話妖精ミュゼッタ・カルティエ(10)【illust/47501767】
妹:ジュリエット・カルティエ(30)【illust/48250025】
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▼Skill
【幽閉の棺/鳩時計】
頑強な魔法の鳩時計。ミニチュアハウスのようだが元は時計だったものらしい。
壁に張り付きカチコチと振り子が時を刻む。
生涯を添い遂げる存在のみが、壁面にある薇を巻くことで時計の扉が開き外にでることが出来る。
【時の薇鍵】
運命の存在へと導く薇型の鍵。妖精は空間をネジ巻くことで時を一時的に止めることも出来る。
もっぱら鈍器として浮遊させて操っているが、大事なものなので普段は定位置へ。
【フェアリーギフト】妖精からの贈り物。
魔法で菓子類を作ったり、妖精の逆鱗にふれると落雷や突風で攻撃されたり等。
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【妖精と郵便屋の少年のお話】※長くてすみません^q^
「おはよう、郵便屋さん。ここよ、ここ。お家の中。小さいのだけれど手紙をお願いできるかしら?
窓から出すからちょっと待っててね、絶対よ!」
素敵なものを見つけたから家族へ手紙を書いた。
素敵なことは、素敵な人と共有したい。妖精にとっては、ただそれだけだった。
ふと妖精の目に真っ赤な薔薇が見えた。郵便屋の赤い髪だ。
「あなたの髪色、薔薇みたいでとっても素敵。私薔薇って大好きよ、だってジャムにもなるのよ?
スコーンにつけて食べるのもいいけれど、苺ジャムの代わりにホールケーキに塗るのも素敵だと思うわ!
それと……あら、お話し過ぎちゃったかしら?ごめんなさい。お詫びの印にバラジャムのチョコはいかが?」
お喋りな妖精は話を区切って一粒のお礼をした。
こんなに長い時間他者と話すなんて久しぶりで、嬉しくて思わず鼻歌のように自然と声に出てしまったのだ。
そしてある日、手紙の返事を郵便屋は妖精の元へと持ってきてくれた。
「まぁ、郵便屋さん。こんにちは。お手紙?ふふっ届けてくれてありがとう。
…私ったら気付かなかったわ。郵便屋さんの瞳ってとっても素敵。泉みたいに青くて澄んでいるのね。
とっても素敵な郵便屋さん。お時間があったらどうかしら、私とお喋りしてみない?」
ぽんぽんと魔法で創りだしたティーセットを浮遊させ、鳩時計の小屋からにっこりと微笑んでいる。
その日かどうかは定かではないが、妖精と彼はたくさんたくさん話しをした。
妖精のこと、彼のこと、旅のこと、お茶が美味しいこと、町のこと、次の手紙には何を書こうか、など。
そして妖精が鳩時計の小屋に入っている理由も。少しずつ。
楽しい素敵を共有する時間は少しずつ増えていった。
「ねぇ、ジール。私あなたと過ごす時間はとっても好きよ。旅をしていても貴方のことを考えてしまうわ。貴方は…どう?
…もし、もしよ、貴方が私を望んでくれるなら、私は是非ともあなたにお願いしたいことがあるの。
薇の鍵を、巻いてくれる?貴方ならきっと。きっと私を外へ連れて行ってくれると信じているわ」
小さい薇の鍵は見た目に反してずっしりと重く、錆びついたように本来の役目を拒んでいるようだった。
けれどゆっくりと、確実に少しずつ、薇の鍵は回り、カチリと音がした。そして硝子の扉が開いた。
「素敵なジール。私、あなたが大好きよ、だからこうして貴方が扉を開けてくれて本当に嬉しいわ!
ふふ…ねぇジールもう一つお願いいいかしら?…私とずっと一緒にいて?」
こうして、妖精と郵便屋の少年は幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。
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▽こちらのキャラクターの婚姻に関しまして、(婚姻が決まりましたので文字数の関係で削除しました…!)
▼既知関係もお気軽にお声掛けくださると幸いです。
お返事に関しましては即日~3日間お時間を頂くことをご容赦ください。
他、何かございましたらお手数ですがご連絡ください。
2015-01-20 12:03:56 +0000