日向ボッコ

相摸屋 分三郎
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九頭龍「あーあ、かったりぃなー 毎回集まる必要あんのか?」

狛枝「仕方ないよ 決まりだからね んじゃ みんな始めるよー・・あれ?まだ資料が来てないな」

九頭龍「確か今度から雑用係に予備学科のやつ一人雇ったんだったな?何の才能ない予備学科のくせに初日から遅刻してくるとか なめてやがるなー 来たらヤキいれてやんよ」

「ごめんごめん 遅れちゃったー!!」

九頭龍「おせーぞ!!てめーは雑用係なんだから 最初に来て最後に帰るのが常識だろうがボケ!!いてもうたろうか!!」

狛枝「まあまあ九頭龍クン 君さー困るんだよね 時間は守ってもらわないと 僕たちいそがしいんだからさ 君たちとは違って・・・それより頼んだ資料は?」

日向「あっ いっけねー!!忘れた!!あ、ありのままに 見てきたことを話すぜ!!何とたこ焼きが一パック十円だったんだよ!信じられるか!?十円だぜ!?一個じゃないんだ 六個も入って十円なんだよ!!今回新規オープンだから ごあいさつ代わりに安くしとくってさ みんなも買えよ!!」

狛枝「・・・あのさ だから資料は?」

日向「うん、だから そこに置いてきちゃった」

西園寺「はぁ?バカなんじゃないの こいつ」

ソニア「バカとセサミは使いようですね」

日向「あれ?君外国人?かわいいねー」

ソニア「無礼者!!私はノボセリック王国の王女 ソニアです!!ひれ伏しなさい!!下郎」

日向「へー 王女様!?すごい!!王女様ってどんな下着はいてるのかな?」

ソニア「そ、それは・・この毛糸の・・」

左右田「み、見せちゃダメです!!俺にさえ見せてくれないのに 何で初対面のやつと!」

日向「お返しに、後で俺の下着見せてあげるね」

小泉「こいつ下品すぎるわ!!これだから予備学科のやつは・・」

弐大「初日から遅刻しといて 随分とふざけとるのう・・・ポキポキ」

九頭龍「こいつ、なめてやがんな・・おい 俺らを誰だと思ってんだ ああん!?てめえら予備学科が本科生の雑用させてもらえるだけでありがてえと思えよ!?その大切な仕事をほったらかした罪は重いぜ 腕の二、三本は覚悟しろよ・・」

日向「腕は三本もないぞ」

九頭龍「こ、このやろう!!おい 狛枝!!こいつやっぱヤキいれたほうがいいぜ!!」

狛枝「はいはい・・殺さないでね 後が面倒だから やるなら手早くね 時間押してるから」

九頭龍「おい!!てめえ名前は?」

日向「日向創だ お前は?」

九頭龍「九頭龍冬彦だ・・てめえがここで最後に聞く名前だ・・ついてねえな 明日から病院で流動食だ ま 俺たち本科生と話しできただけでも奇跡と思いな・・・」

日向「話だけじゃつまらないさ 俺、君たちと友達になりに来たんだよ」

「はぁ!?」

日向「すっげー 一気に十四人かー 俺の新しい友達が 俺すっげーワクワクしてきたぞー」

九頭龍「こ・の・や・ろ・う!!やっちまえ!!!」

田中「フハハハハ!!貴様の戦闘力など5だ ゴミめ!!安心しろこの氷の覇王が痛くないよう 貴様をケシズミにしてやる!!貴様の服をな・・」

日向「んお?俺は銭湯なら『九頭の湯』がいいな」

罪木「ふゆぅ・・せっかく雑用係さんが来たのに また、いなくなっちゃうんですか?でも 怪我の手当なら任せてくださいね」

日向「手当?手当なら任せろ ほらうまいもんだろー みんなも俺と遊びたいのか?んじゃ 遊ぼうぜー!!」

「ふ・ざ・け・ん・じゃ・ねえー!!!!」

そして・・のらりくらりと攻撃をかわし、

わけのわからない攻撃を仕掛けてくる日向だった

日向「あれー?もう終わりか?」

九頭龍「お、おい 終里!!やっちまえ!!」

終里「腹減ったぞー」

九頭龍「これをやるからあいつをぶっ殺せ!!」

終里「うっひょー!!任せとけ!!粉々になるまで砕いてやるぜ!!」

日向「サンキュー俺も腹減ってたんだー」

終里「ああー!!お、オレのおやつがー!!」

花村「ぼ、僕気が遠くなってきたよ おかぁーちゃーん・・・」

ペコ「ぼっちゃん 私が仕留めます」

九頭龍「たのむぞ もう、お前だけが頼りだ」

ペコ「数々の乱暴狼藉、少し度が過ぎたな・・遊びは終わりだぞ」

日向「お かっこいー眼鏡かけてんじゃん 貸して貸してー」

ペコ「あっ 返せ!!この不埒者め!!成敗してくれる!!」

九頭龍「うぎゃーー!!!お、俺だー!!!」

狛枝「何だ?何で こんな予備学科一人に 才能のある僕たちが勝てないんだ?」

日向「才能とか勝負とかそんなんどうだっていいじゃん 俺たち科は違っても同じ学年なんだからさー 仲良くやろうぜ お前 名前は?」

狛枝「狛枝・・」

日向「そうか コマドリ姉妹か!!変わった名前だな でも気にするな いじめられてもくじけるなよ!!」

狛枝「うん・・・ありがとう・・ってボクはそんな名前じゃないよ!!」

日向「おー 珍しい本読んでるな 貸してくれよ」

狛枝「君には難しすぎて理解できないよ」

日向「任せとけ 本なんて十秒で読んじゃうから!!・・・」

狛枝「ああああー!!ぼ、ボクの本があー!!!」

日向「なあ そういえばさ 生徒会ってもうあるのに どうしてここにもあるんだ?」

狛枝「あっちが本当の生徒会さ いわばここは『お飾り』に過ぎないんだよ・・・いわゆる衆議院と参議院みたいなものだけど 民主主義が機能してるように見せかけるために こうしてあくまで対抗する議会として僕らの『生徒会』があるわけさ でも、どうあがいたって 優先されるのは向こうの議案だけさ だから実質この学園を牛耳ってるのは彼ら十三人の『真・生徒会』なのさ」

日向「へー 何だかよくわからないけど とにかく大事な仕事なんだから、みんなで一緒にがんばろうぜ!!これからよろしくな!!コマンダー!!」

狛枝「だから狛枝だって!!んもう、だったら資料早く取ってきてよ!!終わらせたいんだから」

日向「よーし 待ってろよー!!」

狛枝「・・・あの、それは何?」

日向「うん、最初にたこ焼きが安かったって言ったろ?だから買ってきたんだよ みんなで食おうぜ」

十神「わーお ボクの大好物だよー」

狛枝「何だかもう どうでもよくなったよ・・・」

九頭龍「ああ 触らぬ馬鹿に祟りなしだ もう、お引き取り願おうぜ」

狛枝「それが・・・雑用とはいえ、本人がやめたいって言わない限り 解任できないんだよ」

九頭龍「な、何だそりゃ!?こんなやつと一緒にいたら何されるかわかったもんじゃないぜ!」

狛枝「とにかく これから考えるよ・・」

日向「おーし!!みんな食べようぜー!!俺が特別に注文しておいたからさ」

狛枝「何を特別になんだい?」

日向「トッピングだよ いろいろできるんだ 餅とかチーズとか」

澪田「おいしそうっすね 唯吹そういうの好きっすよー」

日向「だと思った たくさんトッピングしてもらったからな いっぱいあるから どんどん食えよ 今日は俺のおごりだからさー」

狛枝「何をだい?」

アンケート:日向をいじめると後が怖いんDA!!

狛枝「そ、そんなぁ~!!」

#super danganronpa 2#hinata hajime#komaeda nagito#Fuyuhiko Kuzuryuu#Peko Pekoyama#Sonia Nevermind#Nekomaru Nidai#Akane Owari#Natsumi Kuzuryu

2014-12-29 12:25:48 +0000