銀河連邦の戦闘機です。
Th-22はSP-104の後継機とするべく開発された高性能汎用戦闘機です。この機体の愛称は従来の英語ではなくロシア語由来のものになっていますが、これは銀河連邦領で使われる言語はロシア語系である事に由来し、それに合わせて連邦軍の命名規則が変更されたからです。
大出力エンジンを搭載し優れた飛行性能と汎用性を兼ね備え、ステルス性はないものの性能面では最高レベルと言えます。
自由同盟軍時代の主力戦闘機であったSP-104と比較しても同等かそれ以上の能力を持っており、異なる点はTh-22はエンジンの出力に優れる分加速性能はSP-104より有利ですが、全体的な安定性面でやや不利であり癖のある操縦特性はそれなりに慣れが必要です。これは主に機体の制御プログラムがまだ未成熟だった事が原因であり、改良型ではプログラムの改良によってだいぶ改善されています。
またエンジンの出力増大により燃費が悪いため機内タンクのみでは航続力、滞空時間はSP-104より劣ります。機動性が犠牲になりますが増槽を満載すればSP-104にも劣らないレベルの航続力にはなります。
それ以外の差異としては、コクピットの視界がTh-22の場合カナード翼の配置の関係で下方視界がSP-104より劣る一方バブル型キャノピー採用により後方視界は優れていました。
Th-22は主に利権関係でSP-104から置き換えられTh-15と共に連邦軍の主力戦闘機として活躍しました。
Thシリーズは旧中央国の財閥企業が製造する機体であり、それらの財閥の幹部は連邦の政治に深く関与していました。一方でSPシリーズの航空機を製造する企業はそれには属しておらず、これによって銀河連邦では冷遇される事になりました。
・スペック
全長:19.7m
武装:
・固定
20mmレーザーキャノン×4
・翼下ハードポイント
【対空任務時】
中距離空対空ミサイル×8 短距離空対空ミサイル×4 落下式増槽×1~3
搭載:
なし
エンジン:
粒子反応エンジン×2
2014-12-25 08:25:58 +0000