エイリアン軍の戦車です。
ワハシュ戦車はエイリアン戦争期のエイリアン同盟軍において最も量産された主力戦車です。
帝国軍のフェネック戦車よりもやや小型ですが主砲は120mmレーザーキャノンを採用しています。
ですが電子機器の性能面で帝国軍の戦車に劣っており、攻撃力には大きな差がありました。
ワハシュ戦車は全体的にバランスが取れた戦車で非常に扱いやすいものでしたが攻守走どれをとっても帝国軍の主力戦車に劣り、エイリアン戦争初期から苦戦を強いられました。
その代わり構造は簡素であり、エイリアン軍の戦車にしては高信頼性で扱いやすかったために戦争終結まで主力として活躍しました。
ワハシュ戦車はエイリアン戦争初期から主力であった事からも分かるとおり、エイリアン軍の主力戦車の中で登場は早いものでした。
ワハシュ戦車の後に登場した戦車もありますが、どれも性能面でこれを上回らなかったり信頼性や生産性の問題からワハシュ戦車ほど量産はされていません。
そもそも戦争初期においてはエイリアン戦闘種族の軍団が戦車よりも素早くなおかつ高い戦闘能力を誇っていたため、エイリアン軍では戦車の開発自体あまり積極的ではありませんでした。
ワハシュ戦車以外で本格的に量産されたエイリアン製戦車は戦争後期に登場した重戦車ジャガーノートです。ジャガーノート戦車はワハシュ戦車を凌駕する戦闘能力があったものの信頼性面はイマイチであり、また生産性にも劣りました。しかしその頃のエイリアン軍はもはや熟練したエイリアン戦士が壊滅状態であり、絶望的戦局ゆえに量産せざるを得なかった背景があります。
スペック
全長:6.8m(車体長)
武装:
120mm重レーザーキャノン×1
8mmレーザーブラスター×2
搭載:
なし
エンジン:
反重力エンジン×2
2014-12-10 13:20:43 +0000