【ただ一つの】ミストレス【第1期】

墓野/鈍足

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◆企画:ただ一つの【illust/44307098】開催おめでとうございます!ユーザーIDは9な為風の部隊から参戦です!
◆名前:ミストレス
◆所属:風の部隊
◆年齢:35歳 身長:178㎝ 性別:男性
◆一人称:僕 二人称:君 親しい人限定:呼び捨て
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Main・戦力ステータス:0
 Sub・生命力ステータス:0
 Sub・運ステータス:10
作品ID:47485634 → 第1期死亡判定【illust/47681819】により故人となります

PROFILE
ミストの歌謳い
世界中を旅する種族。その最期からミストの歌謳いと呼ばれる。
種族の者は水の様に澄み切ったとてもいい歌声を持っている事が多いが、
歌えば歌うだけその体は徐々に水になって人間としての機能を失っていく。
個体によって機能を失う順番は異なるが、最初に必ず目の機能を失う。
しかし歌声の反響によって情報を得る事が出来る為物を見るのにはあまり苦労しない。
歌声から空気の球体を作り出しその球体で歌声を拾い集める。
平均寿命(人間の形を保って居られるの)は全く歌わなければ1000年近くとも言われているが、
全く歌わないという事は出来ない為100年程。歌えば歌うだけ寿命は縮んでいく。

Skill
 歌謳いの瞳:空気の球体を歌声から作り出す。
         ありとあらゆる情報はこの球体から得る事が出来る(固有スキル)
 自由な心:何にも縛られない自由な心。名前すらミストレスには必要ない。

12/14 素敵なご縁を頂き水の部隊の方(末尾数字7)と婚姻しました…!ありがとうございます…!
コリーナ・メーヌリスちゃんillust/47562377
数多の名前を捨てて来た歌謳いは一人の女の子にあだ名をもらいました。それは不釣り合いなほど綺麗すぎる霧のあだ名。
そのあだ名はミストレスを恋という世界に縛り付けるには十分すぎるほどな力をもち、歌を謳う覚悟を与えたと言います。

「僕の事はミストレスと呼んでy…ん?ミスティ?いいよいいよ、本当はなんて呼ばれたっていいんだ。」
「自由って素敵な事さ。だから僕は僕の為に歌い尽くすつもりだったんだ。でも本当どうしてだろうね。コリーナの為にだったら歌ってもいい気がするんだ。すこし僕には似合わない重たさだったかな?」
「全く、僕の目はもうずっと見えてないっていうのにコリーナは可愛い事を言うんだね。でも僕はずっと君を見ているつもり。ああでもね、一つだけ言うと愛しの君の顔を直接見て見たかった。それは本当だよ。」
「コリーナ、僕の愛しのコリーナ、大好きだよ、だからこの歌は君に捧ぐよ。永久に過去に未来に。君の未来に幸あれと。ね。」

「いつか僕が水に還ってしまってもずっと傍に居るって約束するよ。君を一人置いて逝く事なんて、もう僕には出来ないのだから。」


既知関係について...
既知関係に関しても特に苦手な物はありませんのでお気軽にお声かけ頂ければと思っております。
第1期    → ○
第2期以降 → 死亡判定により故人な為要相談


 
 
 
◆◆◆

災厄の魔物が僕を飲み込んだのは魔物の軍勢が去る寸前だったかな。
目が見えないというのが不自由に感じたのはこの時だけだったかもしれない。コリーナの顔を見れないという点を除いて。

今まで僕を助けてくれていた歌謳いの瞳も、悪運も、最期の最期は助けてはくれなかった。命あっての物種っていうのにね。

僕は大怪我をした。もう二度と起き上がる事は出来ないんだなって嫌になるほどわかる位に。
魔物は僕を捕らえようとしたのかな、でも一つだけ不幸中の幸いな事実があった。僕はミストの歌謳いなんて呼ばれているという事に。
コリーナ、僕は他人の為に歌を謳うのなんて嫌だったんだ。でも君に捧ぐ最期の歌は…結局のところ自分の為に歌ったんだろうね。

水に還れば死んでしまってもずっと君と一緒に居られるんじゃないかと思ったんだ。

第1期災厄の魔物に致命傷を与えられ死期を悟り歌を謳い水に還るという形で死去。
最期の歌は自分に霧の名を名乗る機会を与えてくれた女の子の為のものであったという。

「コリーナ、こんな僕でも約束を守りたい。約束したよね、ずっと傍に居るって。君を一人にはしないって。」

◆◆◆

#Pixiv Merely One Ending#【ただ一つの】一般隊員#【ただ一つの】男性#【ただ一つの】第1期#【ただ一つの】風の部隊#【ただ一つの】末尾数字4

2014-12-09 16:12:29 +0000