今日は少し遅れ目であるが、戸越南小学校のグラウンドで地区の運動会が開かれていた。
戸越南小の校区の住民なら誰でも参加が可能なこの運動会では
幼稚園児から年配の方までの幅広い年齢層が顔を揃えていたが
お互いに普段から顔見知りだったので
和気あいあいとした雰囲気で運動会を楽しんでいた。
「あら、あらし君…おはよう♪」
久しぶりに参加したユリカは同様に久しぶりに参加したあらしの後ろ姿を見つけて声を掛ける。
「お、おお…おはよ…」
ユリカの方を向いて返事をするあらしは彼女の姿を見てぎょっとした。
何と、ユリカは高校時代の体操服姿であらしの前に現れたのだ。
そしてボトムは当然、高校時代ユリカが愛用した紺のブルマであった。
「ユリカ…高校の体操服、まだ持っていたのか…だぜ?」
驚きを隠せなかったあらしの質問にユリカは少しはにかみながら答える。
「はい。週一の大学の体育でずっと着用してますわ。
体育の授業でのウェアは自由だから大丈夫です。」
高校を卒業してから進路が別れた2人…
ユリカは地元の国立の芸術大学に進学し
あらしは棟梁に弟子入りして一人前の大工を目指していた。
「運動する時はこの体操服に慣れてしまっているから
今日もこれで行こうかと…♪
丁度あらし君も居るし…」
あらしは高校卒業以来目にする事が無かったユリカのブルマ姿を見て
(普通に高校生に見えるぜ…しかも『221野原』のゼッケンまで残して…
ユリカのブルマ姿は相変わらず清楚可愛いぜ…
くそっ…大学のユリカのクラスメイトが羨ましいぜ…)
自分の体操服姿を隅々まで
特にブルマの辺りをあらしに凝視されていると悟ったユリカは
その場でくるっと1回転して
「今日で20歳になっちゃったけど、私のブルマ姿どうかしら?
まだまだイケるでしょ?
あらし君が望むならいつでも見せてあげるわよ?」
あらしにだけ積極的になるユリカらしいアピールを披露。
相変わらずシャツの裾をブルマの中に入れていて
紺ブルマに包まれた下腹部や臀部の腰周りを惜しげもなく見せる健康美は健在であった。
20歳になり健康的よりも色気の比重の方が増したユリカのブルマ周りは
あらしの視線を釘付けにしてしまう破壊力を秘めていた。
「お、おう…ま、まあ悪くはないと思うぜ…」
顔を真っ赤にさせて恥ずかしがるあらしはユリカに背を向けて答えた。
「ありがと、あらし君♪
あ、今夜やる誕生日会もよろしくね。
もう参加する競技に出なくちゃいけないから、またね♪」
ユリカはにこやかにそう言うと、ハチマキをきゅっと縛り直しす。
そして颯爽とした動きでハチマキをはためかせると、入場門に向かって走っていった。
【終】
ユリカちゃん、お誕生日おめでとうございます♪
放映当時は小学1年生だったユリカちゃんがもう20歳…
20歳と言えばオトナですよ!オトナ!
もうあらし君との結婚も現実的な年齢になってきてますよねw
それでも、ずっとブルマを穿き続けているユリカちゃんは可愛いと思うのです♪
2014-11-23 15:05:46 +0000