【六花奇譚】ルーナ・プリンノス【第6期】

奏咲杏@ついった
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「わたしは太陽にも、蝶にも花にも鳥にもなれはしない。……もちろん、優しく包み込んでくれるお月様にも」

✿六花奇譚【illust/41660556

ルーナ・プリンノス=ハーヴェスティア
天藍ノ国所属 魔術師 カードポイント:440 ジョブレベル:237
一人称:わたし 二人称:あなた、~さん。
 一族にとって“特別”な名をつけられた、泣き虫で、流した涙が花になる女性。生まれつき足が悪く歩けない。自分の不完全な身体や弱気な性格がコンプレックス。

 ≪Skill≫
  涙の花:自らの涙を媒介に花を咲かせる魔法を使う。
  夢浄涙歌:夢を見ている人に触れることで、その人のかなしみを自らに移し、浄化することができる。その為触れている間はボロボロ大泣きし、辺りに花が咲き乱れる。歌の力も強力に。
  豊穣の血:血の雫を大地に落とすことで大地に実りをもたらす、豊穣の精霊の末裔の能力。
  祈りの福音:硝子の弦を持つ琴を奏で、小さな幸福と音色を届ける導きのスキル。

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✿家族たち
父:ノーヴァ・プリンノスillust/46570213】  
  天藍ノ国所属 ジョブ:魔術師 カードポイント:230 ジョブレベル:81
 「どうして私は父様に似てしまったのかしらね。 ……泣かないでよ父様、嫌なんかじゃないわ」
母:エルツ・G・アーマルトゥーズさん【illust/46312468
  紅玉ノ国所属 ジョブ:戦士 カードポイント:200 ジョブレベル:75
 「母様のような強さや美しさがわたしにもあればいいのに。 綺麗な脚を継げた兄様が羨ましいです、ええ、とても」
兄:ジャーダ・G・プリンノスさん【illust/47014000
  天藍ノ国所属 ジョブ:魔術師 カードポイント:440 ジョブレベル:237
 「兄様、大好きです。わたしは少しでも兄様の為になることをしたいの。だから、楽師としてももっと頑張るわ」
 「ああ、兄様に大切な人が見つかって良かった! わたしも、兄離れしないとなぁ……」

✿素敵なご縁を頂けました。
天藍ノ国 双面のラ・モールさん【illust/47130628
「あ、あの、……わたしに、何か御用でしょうか? ご、ごめんなさい。あの、別に、あなたが何かしたわけではなくて、その……」
「――そんな悲しそうな顔をして言わないで。 大丈夫、わたしは大丈夫だから。 どんなあなたでも、全部受け入れるから」

「あなたの名前を、わたしが……? なら、とっておきの名前、あなたにあげる」

 そうして、愛しい春を呼ぶ声で、彼女はひとつの言葉を洩らしました。


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✿既知関係も募集しております。国・役職等に関わらず、素敵なご縁があれば……!お気軽にお申し付け下さいませ。
✿その他何か不備等御座いましたらお気軽にお知らせ下さい。
(※キャプション随時更新)
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 言葉の意味を伝えた時、青年はその身に咲く朝顔のような鮮やかな笑みを彼女に向けました。
「わたしはいつも、自分の想いを上手くあなたに伝えられていなかったよね。 だから、一番わたしの想いが伝わる方法を考えたの。 ……それが、これだった」
 自分たち一族が冠してきた名前。それをあげるということは、彼女を形作ってきた全てを、彼に捧げるということ。
「わたしのこの名前もね、遠い昔に、誰かがくれた名前なのですって。 ……もちろん、あなたが嫌と言うのなら、別のお名前を」
 考えるから、という台詞は、はっきりとした彼の言葉に遮られました。
「――良かった。伝わったのかな、わたしの想い。 わたしも、あなたを愛しています。わたしのこと、離さないでくれますか?」

 ねえ、アイレクスさん。 彼の“本当の名前”を呼び、彼女は穏やかな笑みを浮かべました。
 ――名前で縛ったのは、一体どちらだったのでしょうか?

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2014-11-09 15:16:45 +0000