ミースク戦役のワンシーン

皇帝@妖精

帝国軍とミースク連邦軍が交戦したミースク戦役において、ミースク軍の軍艦が帝国軍の軍艦を砲撃する様子です。
ミースク軍の主力艦載砲である高圧電子収束砲は口径のわりには帝国軍のレーザーキャノンと比べて非情に非力であり、帝国軍の艦艇のシールドに軽々と弾かれてしまいます。逆に帝国軍のレーザーキャノンはミースク艦の装甲を簡単に貫通するという・・・
しかしミースク軍の軍艦は銀河の常識では考えられないほどの高速機動を持っているため、それを最大限に発揮した戦術を用いると帝国軍もなかなか手を焼いています。
ミースク艦の高速機動に帝国軍の対艦兵器は照準が追いつかず、機動性に優れた航空機で攻撃するもさすがに航空機搭載のレーザーキャノンでは力不足という。
ミースク連邦は辺境の中小国の中でも帝国軍にかなり善戦した方の勢力と言えるでしょう。為すすべなく滅亡した国も多数あるわけで。

帝国軍に善戦した勢力としては、ここに紹介したものではエイリアンのムーツィア軍がありますが、こちらはムーツィア側の圧倒的地の利と帝国分裂による帝国軍の撤退によるところも大きいですね。ミースクも銀河の端っこの辺境ですが、こちらの方が開発された帝国領の宙域から距離が近くムーツィア戦役ほど補給には困りませんでした。ムーツィアは未開の地の最深部だったので。

ミースクも結局は敗北するにしても、ミースク人は人間だった事もあって他のエイリアン中心の惑星と比べると帝国軍の彼らに対する扱いは大分マシだったり。
エイリアンの惑星だったらそこに住む住民は全員奴隷化され、彼らは知的種族であっても家畜同然の扱いです。帝国時代は人間の奴隷を禁止する一方でエイリアン奴隷は逆に奨励され、所有者が自分の奴隷をいかに扱おうとも自由でした。中央国時代も奴隷制度はあったとはいえ一応最低限の法の縛りはあっただけに、帝国のエイリアン奴隷の扱いはもはや無法状態です。

エイリアンでも人間に姿形が近い亜人種については、エイリアンの醜い外見を毛嫌いする人間も多い事や、多方面での扱いやすさなどから奴隷としては人気がありそうです。特に女性あたりは・・・
エイリアンと言っても様々な種族があるので、中にはひとたび暴れだすと手に負えないような奴もいたり、あとは特殊な方法で意思疎通をするような種族だと所有者があれこれ指示するのも大変だったり、また人間用に作られた機械を操作するのが難しかったりとかいろいろありますし。

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2014-11-05 04:57:08 +0000