天宮家 SS 『ハロウィーン』

ひざま桜、

10月31日(金):今日はハロウィーン、お祭りだ。

ここ よろず屋~照~も店主、天宮 姫鈴さんの提案で 店内をハロウィン使用に模様替えする事になった。

 模様替えも ものの一時間くらいで終わって、姫鈴さん、姉さん(静)、吽行の3人は里にあs(ry ―――店の宣伝に。

 残った俺こと、不知火 響、 天宮家に忠義を誓っている狛犬の阿行、 人間と吸血鬼のハーフの中西 咲子さんの3人で店番をする事になった。

服装もハロウィンらしく、俺が頭にネジが付いている怪物風の衣装を、
咲子さんはドラキュラ(まんまやん)の衣装を、
阿行は狼男の衣装……といっても、普段の服装を上だけ脱いだ状態(寒くないのか)でする事になったのだが………。

咲子「てか、姫鈴だけなら未だしも、静や吽行もよくこんな祭りではしゃげるわね。 ビックリだわ。 」

阿行「 姉御(姫鈴)達は祭り事とか大好きだからな。 俺と響も祭りで賑やってるの見るだけなら好きだし」

響「そうだね、祭りで生き々してる人たちの雰囲気とかなんかワクワクするよね!」

咲子「あんたら、去年(illust/39464560 )んな事言ってたのによく言えたわね」

響「お、おいっ止めろ!」

阿行「んなもん、今掘り返すことじゃ無ぇだろ!」

咲子「まぁ、一年経っても出来ないんだったら もう来年も、もしかしたら一生出来ないんじゃない?」

咲子「彼女居ない歴=年齢のお・ふ・た・り・さん」ニヤニヤ

カチン

響「も、もうあっ頭来た!」

阿行「こっちは良心で言わないつもりだったが もう我慢の限界だ! 響、言ったれ!」

響「おうさ! 俺達聞いたんですよ、去年の咲子さんの独り言―――」

咲子「!?」

響「――――咲子さんだって去年『来年こそは彼氏を作ってハロウィンを』って独り言 言ってたのに今年も独り身じゃないですか! 」

咲子「な、なななっ!!///」パクパク

阿行「こりゃ、来年も再来年も、もしかしたら一生彼氏なんて出来ないんじゃないか? なぁ?」

響・阿「「彼氏居ない歴=年齢のさ・き・ね・さん」」

咲子「―――っ!?」プルプル

ブチッ

咲子「………言い残すことはそれだけ」ギロ ゴゴゴゴ

響・阿((っ!? ヤバイやり過ぎた!?))

阿行(ヤ、ヤバイぞ響! こうなった咲子はかなりヤベェ)アイコンタクト

響(こ、こうなったら、 一旦外に出てやり過ごすしか)アイコンタクト

咲子「……
もしかして、ビビって逃げる気じゃないでしょうね?」ゴゴゴゴ

ビクッ×2

響「は、はいぃ~? そ、そんなことないし…… そんなわけないしっ!」 ダラダラ

阿行「そ、そうだぜ? お、男の俺達が? 女なんかにビビるハズないだしし?」かみかみ

咲子「あ~良かった! だってあんた達 逃げ足早いんだもの。 これで追っ掛け回す手間が省けたわ――」ゴゴゴ ゴ


咲子「―――掛かってきなさいよ、
チェリーボーイ共………」

その時、天宮のチェリーボーイズがキレた。

響「何がチェリーボーイだ!」

阿行「テメェだってチェリーなくせに!」

咲子「…………」]゛]゛]゛]゛] ゛]゛]゛]゛

響「や、野郎! か、 掛かってこいよ咲子さん! スペカなんか捨てて掛かってきやがれ! ハリー ハリー ハリーハリー!!」ダッ

阿行「テ、テメェなんざぁ―――咲子なんざぁ恐かねぇ! ヤローオブクラッシャー!! 」 ダッ

響・阿「「うおおおぉぉぉおおお!!」」

咲子「…………」┣゛]゛]゛]゛] ゛]゛]゛]゛

―――― その後、響と阿行の衣装がミイラ男に変わる事になるのだが、それはまた別の話……。

――――ていう、女の人って自己中だなっていう話。

□また塗り忘れがあったw ……またか(^-^;)

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2014-10-30 20:43:35 +0000