ある日、命蓮寺の白蓮の所に人里警察署の警官達が定期連絡をしにやって来た。
連絡が済んだ後、警官達は彼女と四方山話をしていたのだが…。
警官(矢印・黄緑色)「…なるほど。また妖怪と人間の檀家さんが増えた訳ですね」
警官(矢印・黄色)「白蓮さんも大変ですね」
警官(矢印・青色)「これからもっと増えるかもしれませんしね…」
警官(矢印・赤色)「何かありましたら、警察署の方まで気兼ねなく言って下さい」
白蓮は彼らがさっきから自分の目を見ず、別の部分を見ている事が気になっていたのでこう訊ねた。
「貴方達は先程からどこを見て話しているのですか?」
警官(矢印・黄色)「白蓮さんの豊満な胸を…あっ!!」
彼女の胸に関する妄想に耽っていた警官の一人はつい口を滑らしてしまった。
白蓮「…少し本堂まで来てください。…話したい事があります」
彼女は無表情のまま、彼らにそう語った。
2014-10-19 14:39:31 +0000