【HD北総・CNT04】団地屋さんの電車【9000形】

古淵工機10@RSPI作者?

住宅・都市整備公団2000形→千葉ニュータウン鉄道9000形:
1984年登場。北総開発鉄道(→北総鉄道)7000形(illust/46611931)をベースに設計された車輌であり、
住宅・都市整備公団が保有していた唯一の鉄道路線だった千葉ニュータウン線として最初の電車である。

当時の住都公団のイメージカラーであるグリーンと、躍動感をイメージしたオレンジのカラーフィルムが印象的なこの電車は、
「2000年に向かって千葉ニュータウンが伸びゆく」ことを願い、なおかつ当時の京成・新京成・都営浅草線・北総の車輌番号との重複を避けるべく
「2000形」と命名となった。
1990年には8両編成化と先頭車の電動車化を実施したが、翌年より京浜急行電鉄との直通が開始されることが決まると9000形に改番された。
これは京急にも2000形()を名乗る電車が在籍しており、「1000番台および2000番台は京急の車輌」として
乗り入れ協定で定められていたためである。
なお、もともとは百位で連結位置を表す、所謂「営団方式」のナンバリングであったが、
この改番で「京成3600形方式」(百位と十位で編成番号を現す)に変更となっている。

その後、1999年に住都公団が解散、都市基盤整備公団に再編成されると同公団の所有となったが、
2004年に都市公団が都市再生機構(UR)に改組されると、URは鉄道事業より撤退、
京成電鉄の完全子会社である千葉ニュータウン鉄道の所属となった(なお北総鉄道は地元自治体も共同出資する第三セクターである)。
その際、車輌の運行管理などは北総鉄道が行っていることから、公団ロゴのあった位置に「北総鉄道」の社名ステッカーが、
中央扉付近には京成グループロゴが貼り付けられている。

2013年に9200形が営業運転を開始すると、第1編成であった9008編成が運用離脱、廃車・解体となったため、
2014年現在は第2編成である9018編成のみとなっている。

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2014-10-18 10:50:13 +0000