*オーリス・イニス・テウ
カードポイント:230
ジョブレベル:81
性別:男性 年齢:16歳 身長:167cm
所属国:天藍ノ国 役職:魔術師 武器:太刀、魔法
一人称:俺、素のときは僕 二人称:君、お前
父:天狼ツヅミ(illust/45717684) 天藍ノ国/戦士/カードポイント:110/ジョブレベル:27
「父さんは僕の憧れなんだ。守るべきものを見つけて、守り抜いた父さんは本当にかっこいいと思ってるよ」
母:リタ(illust/45738679) 翡翠ノ国/魔術師/カードポイント:110/ジョブレベル:27
「戦争なんて嫌いだ。でも誰かが戦わないといけない。だから僕は戦う。母さん、ごめんね」
双子の兄弟:天狼カドヤ(illust/46278018) 天藍ノ国/戦士/カードポイント:230/ジョブレベル:81
「逃げることを選べるカドヤはすごいよ。それがお前の強さなんだ。恥じることじゃない。だから、生き抜け」
星生みの一族と天狼一族の血を引く少年。
兎のような獣の右耳と透き通る羽のような左耳、機械仕掛けとなった灯燈蝶の羽をもつ。
大切なものを守るために戦場で剣を振るうことを選ぶが、魔術師の身体には負担でしかない。
生まれながらに月の加護を受けたこと、灯玉と呼ばれる角に宿る力が星に由来することにより、満天の星空の下で最も力が強くなる。
蒼玉ノ国、翡翠ノ国がなくなったことにより減りつつある星生みの名を残すために、天狼ではなくイニスとテウの名を名乗る。
家族や親しい者の前では「雎鳩(ミサゴ)」と名乗ることもあるが、その名を知る者はほとんどいない。
花を愛で、星を眺め、歌を口ずさむ、そんな平和な一時がずっと続くように。
星生みの少年は淡い願いを込めて、身の丈に合わない太刀を振るう。
*スキル
【星生み】…体にある花から星になる実が生まれる
【冷花の太刀】…薄い氷のような花びらを集めて太刀を作り出す。花生みの魔法の応用。
【時の枷】…ある一定期間(生後20年ほど)に守るべき者を見つけられなければ、息絶える。
*かわいらしいお嫁さんをいただきました…!天藍ノ国の鳴璃・H・N=アルタージュさん(illust/46419076)
「この花が気になるの?この腕のは星が生まれる花、こっちは少し冷たい魔法の花びら。きらきらしているだろう?俺の自慢なんだ」
「鳴璃、だめだよ。自分のことばかり考えていたら、周りに誰もいなくなってしまう。ひとりぼっちになってしまう。
ほんの少しでいいからさ、俺の言葉を聴いてくれ。鳴璃の言葉も、ちゃんと受け止めるから」
「俺もね、鳴璃といっしょで戦争が嫌いだよ。とても怖い。戦いたくなんかない。でも戦わないと何も守れない。
国も、家族も、花たちも、鳴璃を守れないのはいやだ。そんなの絶対にいやだ。
約束するよ。俺は必ず君のところへ帰ってくる。鳴璃がもう戦争で悲しむことも、戦争を憂うこともないようにしてみせる。
大丈夫、もう無理はしないさ。無事に帰ってきてまた君のわがままに付き合うのが、僕の楽しみなんだから」
「あのね、僕にはもう一つ名前があるんだ。知ってる人はほとんどいない、だけどとても大切な名前。
その名前と、淡く光るこの花を鳴璃に渡したい。僕の名前は、」
少年は花を咲かせた。
いつかの祖先が願ったという夢の花。
蒼玉から翡翠、翡翠から天藍へと移っても継いできた小さな植物園の片隅。
花は風に触れふわりと花弁を揺らし、たしかに咲いていた。
「夜になっても淡い光を纏う花」
それは水に映った空のような光を帯びた花だった。
*子世代
メイベル(illust/47111259)
「今日は雨だから、ベルは家で待ってなさい……しょうがないなぁ、濡れないようにしっかり準備して行こうか」
暮璃(illust/47244919)
「帰りに空がよく見える場所を見つけたんだ。きっと星もきれいだろう。暮璃、一緒に見に行こう」
父となった少年は娘に課せられた時の枷を外し再び背負う。
例え己の寿命が縮まったとしても、時に縛られることのない生を娘に。
その願いは最後の星を生んだとき、彼が星となるとき、静かに叶う。
*企画元:六花奇譚(illust/41660556)
2014-10-04 19:14:02 +0000