黒「あの……亞輝斗さん?
神薙先輩、全然出てこないですけど大丈夫なんですか?」
亞「え? あ、……うん、まぁ、ちょっとはマシにはなってきた……ケド……」
黒「……なんか、歯切れ悪くありません?
本当に、大丈夫なんですか?」
亞「えーっと……うん……そうだな……
お前らに、「見なかったことにする勇気」と、「知らないフリをする優しさ」があれば、
ほんのちょこっとだけ、交代しても……いいかな?」
・
・
・
曇「……」
黒「先輩! 大丈夫ですか? 気分は悪くないですか?」
曇「……気分? いいよ~。ものすごぉ~く、いいカンジ~」
黒(……アレ?)
曇「えへへ~黒井君ってば優しい~! 虎ちゃんも、元気そうでなによりー」
刺(虎……ちゃん……?)
曇「あははー! 二人とも、おめでとー! 祝砲どーん!」
ドカーンッ!
黒「うわぁあぁああ! 何すんですかッ!」
曇「えー? お祝い~!
亞輝斗はねー、雷様だからー、こーんなこともできるのー!
すごいでしょー?
……うぅ、亞輝斗、ゴメンね。十二年間ほとんど飲まず食わずのギリギリ状態だったから
そりゃー、力だせなくなっちゃうよね……ゴメンね……
オレ、好き嫌いせずに、ちゃんと君の好物、食べるよ……」
黒「いや、先輩は食べないでください……
ってアレ? なんだこのチョウチョ……」
曇「あー、それ、オレ知ってるー。このあいだ、亞輝斗と安姫がケンカしてる時にさー
なんかいっぱい飛んできたの。やーなカンジするんだよねー。
いっちょ燃やしちゃおっかー!」
黒「黒い、炎……?
って、ちょッ! 先輩! 火の勢い強すぎですッ!
落ち着いてくださいッ!」
曇「あははー! 燃えちゃえーッ!」
・
・
・
亞「……ってて。まだやっぱりちょっと早かったか……。
ったく、いきなり調子に乗りやがってあの酔っ払い。
……始末書の2、3枚は覚悟してたけど、それで済むかな……」
黒「先に言ってください先に……」
刺「ペッ! しろ……ください」
◆◇◆
コレ【illust/46025873】のその後。
カッコつけたはいいものの、キャパ超えの酔っ払い状態のため、当分の間、安曇のターンはお預け(爆。
なんかもう、土下座するしかないorz。
◆◇◆
お借りしてます
本人に悪気はないんだゴメン黒井さん【illust/44236743】&刺牙ちゃん【illust/44613666】
酒はザルなくせに負の感情にはやたらと酔っぱらうウチの悪意酔い【illust/44734500】
2014-09-20 18:09:29 +0000