湘南電気鐵道デト101形→京浜急行電鉄デト20形:
湘南電気鐵道が1931年に資材運搬用として投入した無蓋電動貨車で、汽車製造で2両が製造された。
全長14682mmのボギー無蓋車の両端に運転台スペースを設けたスタイルで、
電装品は旅客車デ1形(illust/44691944、のちの京急デハ230形)と共通。
また京浜線への直通を見越して直流600V・1500Vの複電圧に対応していた点も共通である。
1942年の大東急合併時にデト5020形となった後、1948年の京急独立後はデト20形となり、
おもにバラストや社用品などの運搬に当たっていたが、
1979年に2代目デハ400形の改造車であるデワ40形が登場すると、緊急用の救援車に改造された。
その後1990年に初代1000形(illust/44806243)の改造車であるクト1形が投入されたことで廃車・解体された。
2014-09-15 04:32:33 +0000