「知音のいない世界に、光も音もありはしない」
――みたいな感じで。
「トリノコシティ」(http://nico.ms/sm11559163)聴いてたら俄然描きたくなった高漸離さんBバージョン。
音楽だけを魂の支えに生きていた孤高の楽師が、人生でただ一人の理解者を得てはじめて、世界に色がついていることを知って、ふたたび喪って、それから。
それから……?
※小説見本的なもの付きました→novel/4184576
知己知音を永遠に失った片割れの絶望と再生(あるいは破滅)―自分にツボるのはたいていそんな運命背負った人ばかりだと常々思う。
高漸離しかり虎叔しかり、シロさんしかり。
バックの詩は、最愛の荊軻小説『剣侠荊軻』で、易水歌に対して高さんが詠じた歌。
歌い終わって筑を川に投げ込み、泣きながら駆け去るんだけど、それに対して
「高兄、保重了(達者でな)」
とか冷静に背中見送ってるんじゃねえよ荊卿! この天然ボケ野郎!!(ノシ;□;)ノシ
などとツッコんだものでした…。(いや大好きだこの小説の二人!)
2014-08-16 17:50:56 +0000