*さて、本日の短時間挑戦からお車で御座います。
御覧の通り恐ろしく派手派手しい塗装の施された一台。
一見して歌舞伎の隈取りにさえ見えてしまいます。
バランス取りもそうなのですが、黒の部分で線などがかなり潰され骨を折る事に。
お時間は33分という結果に。
*本日のお車はトヨタ社のGT86CS-R3ラリーで御座います。
お名前の通りGT86を元としたお車で市販ラリーマシンとして仕上げられております。
FIA R3と申すラリーのレギュレーションに合わせて開発された物で、2.0リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。
最高出力250hpにまで強化されております。
当然ですが、一般公道では有った方が楽な全ての不要部品の除去。
多分、レギュレーションギリギリの範囲内で部品の素材も変えているのではないでしょうか。
落下転倒防御のためのロールケージやリミテッドスリップリアディファレンシャル?とか申す部品等も装備された軽量且つ安全性にとことんまで注力した物となっております。
やはりラリーと申せばお車の限界を引き出すための過酷な代物。
そのコースの酷さから毎年何台クラッシュしてそのまま廃車になっている事か。
ですので、ドライバーさんとナビゲーターさんの命を守る事を最優先にし、且つ軽量化もさせねばならないという矛盾する問題を解決する技術屋さんにとっての腕の見せ所ともなっておりますね。
無事に皆様がシーズンを終えられて、且つ市販車にもフィードバックできるデータが沢山集まる事を願います。
*本日の搭乗者さんは赤と白を基調とした一台で御座いますので、紅白巫女さんで御座います。
レースごっこには全く興味を示さない巫女さん。
とは申せ、清貧に暮らせば生きて行けるとは申せある程度ゆとりも欲しい所。
小鬼さんや小人さん、加えて縁の下の別次元に勝手に住み着いた仙人一行等々お金はあるに超した事はありません。
ですので、持ち寄り商品の多いレースごっこには参戦する事も希に御座います。
やはり小鬼さんのバイクレースだけでは酒代などにしか化けませんからねぇ。
大派閥とも言うべき博霊ですが、小鬼さん以外レースごっこでは名を上げる事もして居らず、レースごっこにおける大派閥からは除外されております。
ですので、カッパさんも相談を受けて二つ返事でマシンを選定。
お勧めされたのがこちらの一台でした。
元々勘の鋭い巫女さんですので、サバイバルレースになった際に更にサバイバビリティーを上げる仕様のこのお車が一番との事。
早速お酒やお味噌などが結構な量、商品として出るレースごっこに参戦。
そのまま表彰台に登り暫くの間食卓が豪華になるのでした。
2014-08-03 10:42:12 +0000