✽六花奇譚【illust/41660556】に引き続き参加させて頂きます。
「あら…、こんな辺鄙な森にお客様だなんて珍しい。よかったら少しお話でも?
…私、この通り独りだし…、外にも出たいけど少し…怖いの。だから教えて欲しいの…貴方の家族の事や、外の事。」
「この目は、私を縛り付ける呪い。貴方を縛り付けようとする呪い。ね、だから早く逃げて…私が貴方を捕まえてしまう前に。」
✽リュティラント・フィリエール・クロックワーク〔Rutirante Fillieres Clockwork〕
クロックワーク家についてはこちら【novel/3879368】をご参照ください。
性別:女 年齢:19歳 身長:150cm 所属国:翡翠ノ国
役職:諜報員 武器:仕込み杖 一人称:私 二人称:貴方、呼び捨て
【カードポイント:50 ジョブレベル:9】
✽家族
父:ルーカス・クロックワーク【illust/44466968】諜報員/紅玉/CP:20/JL:3
「お父様。私に父とはどんな存在かも教えてくれなかったお父様。いつか、死後の世界とやらを教えてくださいね。」
母:マリア=G・フィリエール【illust/44424937】研究員/翡翠/CP:20/JL:3
「お母様。醜い呪いの目を持つお母様。この瞳は、私を狂わせる…とても忌まわしきものです。
…でも、この痛みは貴女が私に与えてくれた愛なのでしょうか。いつか、貴女の本心を教えてくださいね。」
兄:リュカ=G・C・フィリエール【illust/45046800】
「…やめて、こないで。私は貴方が嫌いよ。貴方とは、もう、関わりたくない。」
(貴方の歪んだ心と虚偽…狂った姿。…嫌でも、この人は私の実兄だと、思い知ってしまう。)
✽婚姻関係:素敵なご縁を頂きました!
蒼玉ノ国 アルフェッカ・コフタクッカさん【illust/45216461】
「…貴方、変な人ね。こんな森に何度も来て、こんな私にお話を聞かせてくれるだなんて。
けれども、そうね……貴方が飽きさえしなければ…また来て頂戴。貴方が来ない日はとても長く、寂しく感じてしまうから。」
「…私は、私自身に孤独という枷をかけて生きてきた。今までも…そして、これからも…私はそれでよかった。よかった筈だった。
それなのにアルフェッカ…貴方は…どうして、どうしてその手を差し伸べるの。貴方のその手は、“私”を殺してしまうわ…。
“わたし”はこの枷から逃れたいと…そして、貴方と共にいたいと…その手を取ってしまいたいと……願ってしまう。」
「例え貴方がわたしより先に眠りにつく事になっても、貴方のその想いも、願いも私の知り得る貴方を総て憶えてると誓いましょう。
…我儘なお願いかもしれない。けれども、どうか…“その時”が来るまで、ただ傍にいてね…わたしの愛する、唯一人の貴方。」
✽スキル
【茶毒石の瞳孔】意図して目に魔力を送る事で見たもの全てを石や鋼にする事が出来る呪いのような瞳。その際瞳孔だけが赤く光る。
【石砕の機械翼】かつて飛ぶことができた翼。亡き母に翼の大半を石化させられ、今や飛ぶことは叶わない。
【呪念結晶】魔力結晶が形を変えたもの。石や鋼にされた人(もしくは死体)の魔力を吸い取り結晶化する事ができる。
その結晶は石や鋼と化した人の想いが僅かに入り込むことがあり、形成された結晶からはかすかに声が聞こえる事も。
(勿論、結晶に込められた想いは怒りや憎しみが多い。彼女の心を病ませる一因でもある。)
✽詳細
機械のような翼と、見たもの全てを石や鋼に変えてしまう特殊な瞳を持つ娘。
父は母の能力によって石にされた後に破壊され、狂った母は父の幻覚を追いクロックワーク家へ。
その際に、クロックワーク家の数人が石と化したが、クロックワーク家当主が母を撃ち落とした。
実の兄と共にクロックワーク家に引き取られる。両親は戦禍に巻き込まれて死んだ…と
教えられて育ってきた為、両親の死の真相は知らない。そのため、争いというものが嫌いである。
クロックワーク家の人々には感謝の念を抱きつつも、ほんの少しだけ疑念を抱いている節もある。
また、実の兄から向けられる歪んだ愛情を酷く恐れまた嫌悪している。
実の兄や育ての親さえも信じられない自分に憤りを覚え、とある森の中に居を構えひっそりと暮らしている。
性格は穏やかで優しいが、話し方は淡々としていて笑顔も少ない。父や兄のように嘘はうまくない。
森に迷い込んだ人を家に招き入れお茶をしながら会話を楽しむのが趣味だが、家族についての質問を投げかけては
あたたかな返答をしてきたものをほぼ衝動的に石や鋼にしてしまっている。
情報を収集することよりも情報を操作したりデータ化することの方が得意な為、基本的には森に引き籠っている。
2014-08-01 14:48:52 +0000