惑星の防衛を考える場合、惑星に侵攻してくる敵艦船をいかに撃退するかが問題になります。
艦隊迎撃は惑星防衛の第一段階、宇宙艦隊による宇宙戦、これに失敗した場合はいよいよ敵が惑星に降下してきます。その敵の降下してきた艦船や上陸船を迎撃するための兵器の1つがこの自走地対艦レーザー砲です。
他にも固定式の兵器も存在しており、惑星の防衛兵器として軍事拠点に配備されます。侵攻側としては惑星への円滑な上陸や宇宙艦隊による艦砲射撃などを行うためにいかにこういった対艦防衛設備を排除するかが課題になります。スターウォーズでもエピソード5で帝国軍のスターデストロイヤーが反乱軍のイオンキャノンに撃たれるシーンがありますが、それと似たように大規模な対艦攻撃設備は惑星に近づく艦船にとって大きな脅威です。
また攻撃兵器ではありませんが、主に艦隊による艦砲射撃や航空機の空襲に備えた設備として、大規模なシールドシステムもあります。スターウォーズのエピソード1に出てきたグンガンのシールドみたいなものです。これも移動式の小規模なシステムと固定式の大規模なものが存在します。
画像は帝国軍のもので大型のトラックにレーザー砲ユニットを搭載しています。自走式のため移動が可能ですがその代わり固定式の対艦レーザー砲と比べると火力は劣ります。このタイプの対艦レーザー砲は安価で配備しやすいです。
単体でのレーザー砲撃は不可能であり、他に電源車両やレーダー車両などが必要です。また非装甲のため敵の攻撃には弱くそのための対策としてシールド車両も随伴することもあります。
2014-07-07 13:47:14 +0000