✽六花奇譚【illust/41660556】に引き続き参加させて頂きます。
「翼があっても飛べないのは…まぁ、仕方ないだろう。特に恥じたりはしていないさ。
俺には、この身体と脚があるからね。他には何も望まない……哀れな人々にせめてもの愛を授けれれば…それで、いい。」
「俺は、空っぽの人間。ただただ他人に愛は注ぐけど、俺は決して満たされない。ねぇ、君は俺をどうしてくれる?」
父:ホワイト・カラント【illust/43817988】魔術師/紅玉/CP:5/JL:1
「はは、いつまでも母さん以外の女性に慣れないあたり父さんは相変わらずだなぁ…ま、そこが父さんらしいんだけどね」
母:グレイス・クロックワーク【illust/43824451】研究員/黒曜/CP:5/JL:1
「あぁ母さん。あの家は相変わらずだったよ…ん?またちょっかい出しに行ったのかって?ひどいなぁ、そんなことはないよ」
双子の弟:ルジェ・カラント【illust/44423915】魔術師/紅玉/CP:20/JL:3
「ルジェ、空から見た地上の景色はどう見える?俺は飛べないからねぇ…少しだけ、興味があるんだ」
✽ルーカス・クロックワーク 〔Lucas Clockwork〕
性別:男 年齢:20歳 身長:178cm 所属国:紅玉ノ国 役職:諜報員 武器:仕込み杖
一人称:俺 二人称:君、貴方
【カードポイント:20 ジョブレベル:3】
✽スキル
【模造の翼】…機械のようで、そうでない一族特有の翼。少し動かすのが精一杯。
【魔力結晶】…魔力を結晶化させる。大切な誰かにこの結晶をプレゼントするのが夢。
【医療知識】…独学で手に入れた医療の知識。
✽詳細
手先の器用な人間の父と、機械のような羽を象徴とする翡翠ノ国の諜報員一族出身の母を持つ。
背に宿る翼は一族の一つの特徴・体の一部であり、「機械仕掛けの翼」と呼ばれる。
翼の稼働のためには魔力が必要であり、また、機械のようでありながら素肌と同じように神経が通っている。
しかし彼は魔力が乏しく飛ぶことができないため「模造の翼」を背に宿らせている。
優しく温厚な性格で困っている人を放っておけない性分。
それが高じて独学で医療の知識を学び、無償で細々と治療をしている青年。
しかし、それだけではすぐに金が尽きてしまう為、貴族や名家から金目のものを盗み、それを糧に生活をしている。
歪んだ正義心からか、それを悪と感じてはいない。
各地を歩き回り、(盗んだ金を踏み台に)無償の愛を振りまいている。
「愛」を振りまくことが生きがいであり、「愛」を受け入れてくれない人はどうなっても構わない。
ちゃっかり者で、得意の嘘と笑顔でさらりと危機を回避する。
基本紳士的だがさらりと失言を吐いてしまうことがある。
放浪癖があるためあまり家には帰らないが、帰ったら父の店の手伝いをすることもあるようだ。
左手に入っている赤い刻印はクロックワーク家の家紋。生まれつき身体のどこかに出る、らしい。
(すみません、刻印の模様思いっきり間違っております。
後日差し替えるかもしれませんが、親世代のグレイスの模様が正しいです。ここにきて使う素材を間違えるなど……)
クロックワーク家の詳細はこちら【novel/3879368】になります。
✽既知関係
・煽ったり、盗みに入ったりしつつもなんだかんだで放っておけない従姉妹
ファルネージュ・クロックワークさん【illust/44484925】
「やぁ、今宵の月も美しいね…ファルネージュ。さっきそこから盗ってきた宝石も負けずに美しいよ。
…おっと、こちらに銃を向けるとは物騒な当主様だ。おお、怖い怖い。俺は退散しようかな…命も惜しいしね。」
「怖い顔でのお出迎えありがとうファルネージュ。
……心配しなくとも今日“は”何も盗らないさ…たまには、一緒にお茶でもどうかと思って、茶葉を持ってきたんだ。」
✽素敵なご縁を頂きました!
翡翠ノ国 マリア=G・フィリエールさん【illust/44424937】
「まぁ愛の形は人それぞれだしねぇ。俺のことを不思議だと思うことは当たり前だし、俺も君が不思議だとは思う。
……ま、解り合えても解り合えなくとも、それは大した問題ではないさ。君が俺に飽きさえしなければ、また来ればいいさ。」
「…俺は求めてくれる人に対して誰にでも愛を振りまいているからねぇ…だから、君だけを愛す方法はまだ解らない。
曖昧な言い方で悪いね。でも……君を愛しているという気持ちは本物だよ。
手始めに俺の乏しい魔力で作った結晶を君に贈るよ。ペンダントに加工してみたのだけれども…お気に召して頂けたかな?」
「君の愛の形はとても不思議で……だからこそ、とても愛おしい。
あぁ、でも俺はこんなにも満たされていて、これから石にされて、壊されていくことに…とても幸福感を感じるよ。
君の愛に殺されるならば本望だ……。それじゃあまた会う日まで…さようなら。」
(この女が信じてやまなかった"真実の愛"を手にしたその後を見れないのはとても残念なことだが…
俺のいない世界で、堕ちて、苦しみ、もがいておいで。俺のいない世界で、生きていけるはずはないだろうけどね。
さぁ、はやくこちらに来ておくれ……可哀想なマリア)
※他、何か問題等ございましたらお手数ですがメッセージよりご連絡頂ければ幸いです。
2014-07-02 19:11:40 +0000