母親の虐待から逃れた彼は雪の世界を彷徨う。雪は幼い彼を容赦なく苦しめる。寒さで体が震え、手の感覚が薄れ 血の渇きと腹の飢えが理性を狂わせる。しかし彼は生きようと足掻く、なぜこうまでして生きようとするのかと葛藤しながら…。ただ本能とほんの少しの未練が彼の足を進ませる、襲いかかる敵を殺させる。
2014-06-19 10:43:02 +0000