✧闘乱祭 2014 -夏の陣-【illust/42948386】
「―で?またオレに泣かされに来たって?いーぜ、途中でやめてくださいって言われてもやめねーからな」
「あ?言いたいことがあるならもっとデカイ声ではっきり喋れ。聞こえねーんだよ」
「てめーの泣き顔は見るに堪えねーよ」
「ふーん…結晶の方は割と美人だな」
--✦司狼蘆花(しろう・ろか)
[男性/1年生/175cm/東軍]
プライドが高い根っからのサディスト。腕力が強く、喧嘩も強い。常に体力を持て余し気味で好戦的。
ことばづかいも割と乱暴で学年、性別を問わず他者への接し方はあまり変わらない。
馴れ合いを嫌い一人でいることが多いが、自身が認めた相手には一目置く面も。
泣き顔がすき。気高い泣き顔がすき。弱者には興味がない。
自身の美意識と波長が合うきれいな石を収集している。
雨の日は特に調子が良く、傘を差さずに散歩をしていることが多い。
左手の人差し指に指装甲をしている(引っかかれると痛い)爪は黒。
『―イイだろ、そんなに隠すなって』
--✦心剣:雨イ発露(あまいはつろ) 通称:甘露
隠された感情を暴く刀。
この刀に斬られると、こころの深淵に潜むいちばんおおきな感情が涙となって現れる。
(滅多に涙を流さない、感情を包み隠すようなタイプはある程度深く斬られないと泣かない)
流した涙に蘆花が触れると結晶化し、うつくしい宝石になる。
入手した宝石はしばらく観察し、飽きると海や池などに沈めるが
ごく稀に心から気に入った結晶に出会うと秘蔵のコレクションに加える。
また、結晶は口にしても問題ないのだが(感情によって微妙に変わるが、甘くて美味)
「ヒトの感情を食べるなんて気持ちわりぃ」ので基本的にはやらない。
刀は斬った相手の感情を吸収する特性があり、溜めこんだ感情は刀のメンテナンス時に蘆花に流れ込むことがある。
理解が追い付かないまま反射的に涙を流すことになるため、他者に見られないよう、必ず一人になれる環境で籠って行う。
刀身は常にひんやりとしていて、濡れると水滴をうつくしく煌めかせる。
鞘の部分は番傘になっている。
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✥犬猿の幼馴染:眞木久朗くん【illust/43642751】
「…おい、この暇人。構えよ」
「お前だけはこのオレが、この手で、…必ずぶっ潰す。他のヤツに泣かされんじゃねーぞ」
この世でいちばん大嫌いな存在。顔だけはすき。
これまではっきりと勝敗がついたことがなく、いつかこいつの泣き顔が見たいという欲と、その日が来てしまったらつまらないという思い。そして「こいつを倒すのはオレだ」という執着心。
寮の部屋も同室。蘆花の左目は昔久朗くんに斬られた。
✬構図案とお揃いの背景のベースはすずゆさんにつくっていただきました。ありがとうございます…!
なにか不備などありましたらご一報いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします…!
2014-05-22 07:55:12 +0000