「クソっ、俺が墜とされるなんてな!」
愛騎となる飛竜を墜とされ、撃墜された悔しさと共に脱出する一人の飛竜乗り。
だが、広大な大空で彼を出迎えたのは、そんな悔しさなど何処かへ消えてしまうものだった。
「・・・綺麗だ」
無数に伸びる飛行機雲。
互いに回りこみあって複雑なループを描くそれは、日が沈み黄昏に染まる大空の中で輝きを放っていた。
大空の舞踏会、そんな言葉があうような。
この戦争を飾って、最後の踊り子達が舞い踊る。
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ラストダンサーとなる、大空を愛する者達
ZEALOT航空隊:illust/41986015
第三試験空中戦隊ブリュンヒルデ航空隊:illust/42968691
アジダハーカ航空隊:illust/42715285
2014-05-03 13:55:35 +0000