【仁本物語】透花【第六世代】

·˳♪⁎˚♫

黄昏時のお話。
暗くなり帰り道がわからなくなってしまい、途方にくれているとき、その鬼は現れた。
そこで何をしている、鬼はそう尋ねた。
鳥のような羽毛が生え、金に輝く般若の面をした異様な鬼。
夕暮れの空と同じ瞳に、ぞっと背筋が凍る気がした。
よもや、木を取りに来たのではあるまいな。
鬼はじっとこちらを見つめて問いかける。
我が一族の木を取りに来たのか否か、答えよ。
地を這うような声に必死に自分が迷ってしまったことを伝える。
決して木を取りに来たわけではない、と。
鬼はしばし思案すると、やがてこちらに手を伸ばした。
ならばさっさとこの地を去れ。そして二度とここへ来るな。
かすかにする梅の香に包まれながら、そんな言葉が頭に響いた。
気がつけば、家の前に立っていた。
東の空を見れば、朝焼けに空ガ白じんでいる。
あれは夢か現か。もうそれは誰にもわからない。
しかし、あの恐怖は忘れることはないだろう。
次にあの地に行けば、おそらく・・・ー


「・・・透花、それが俺の名」
「この地、大切 家族がいる、大切な居場所」
「俺、梅が好き でも、触れれない それが、少し寂しい」
「俺、お前といたい ずっと、俺といてほしい ・・・だめか?」


こちら【illust/39434894】の素敵企画様に第六世代に新規で参加させていただきます。

名前*透花(とおか)
性別*男

種族*妖怪(鬼8/3、木霊8/1、ふらり火2/1)

年齢*外見年齢 18歳

身長*190cm

好き*家族、梅、甘いもの

嫌い*水、一人の時間、家族に害するもの

一人称:俺
 二人称:お前


性格:口下手で不器用だが家族を大切にする優しい性格。

備考:父のような鳥の羽毛を持ち、母のような梅の香りを微かに身に纏わせた妖怪。
ふらり火らしく、毛先が炎となっている。
顔にある鱗のような羽毛を見られるのがあまり好きではないらしく、よく金の般若面を被っている。
木霊の性か梅が好きなので触れたいのだが、炎のせいで触れることができない。
また、父のようにさみしがり屋な一面を持っているため、一人でいることを嫌う。
口調も、父よりかはましだがそれでも、短文ずつ切って話す。
家族を大切に思っているため、家族と暮らしている地に見知らぬ者が来たら真っ先に何しに来たと問い詰めに行ってしまう。

✿5/26 素敵なお嫁さんをいただきましたヾ(*´∀`*)ノ
三味線を奏でる梅の名を持つお嬢さん 八目紅梅さん【illust/43317457
「また来たのか 来るな この地は、俺の大切な地 来るな もう ここに来るな」
「俺は お前といると ここが 温かくなる なぜ? なぜ?
なぜ お前は 俺と 目を合わせない?なぜ そんなに 嬉しそうに 笑う? なぜ? なぜ?」
「俺の好きな 梅の名を持つ あいつのことを 考えると ここが とても満たされる 温かい 何かに
これが 父や母が言っていた 『好き』という 気持ちなのだろうか
あぁ 紅梅は 今 何をしているのだろうか?
会いたい…あいつと共に、梅を見たい…」


✿家族
父:螺鈿さん【illust/42649550
「父よ、俺も 母のような 人を 見つけたい どうしたら 見つかる?」
母:小鞠【illust/42611727
「母よ、梅を 見に行こう 一人は 寂しい」
姉:蒼貝さん【illust/43429176
「姉よ、山に行ってきた これ土産だ 百合は、姉が好きな花だった、はず」

✿既知関係など、ゆったりゆるゆる募集中です。
 お気軽にお声かけいただければと思います!
 メッセージの返信は即日から3日ほどお時間を頂く場合がございます、ご了承ください。

✿たくさんの素敵なご縁、ありがとうございました!
途中参加だったとはいえ、こうして最後まで命を紡ぐことができて嬉しいです。
本当にありがとうございます。

皆様に素敵な御縁のあらんことを...

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2014-04-30 18:13:29 +0000