<<当該イベントのゴルベイル勝利により、ドゥ・コ・デモドアを発見しました!>>
■ナビキ(illust/42934499)が盗賊達とすっかり打ち解けて火を囲み騒いでいる頃、二人目の少女レイジは眉間にしわを寄せていた。
少女は巡礼者の道で出遭った『ガラリス騎士団』と行動を共にしていた。というのも、少女が持っていたとある宝の絵を彼らに取り上げられてしまったからだ。
彼ら曰く、絵の宝は「聖遺物の模写だ」と。
聖遺物の回収と聖地へ辿り着くことを目的とするミラは道中、少女へ質問を繰り返す。見開いた赤い目が、少女を凝視した。
「それで、あなたは一体何者なのです?なぜこの聖遺物をご存知なのですか」
「いや、あの…私が知っているものと絵の聖遺物は違うんですけど」
「しかしあなたは聖遺物の正式名称を知っていた。まさか、本物を見たことが?」
「…似たものを友人が集めていたというだけで…」
「偽りはいけませんよ?あれは神が我らガラリスの子らへと遺し給うた尊き聖物。一介の少女が知るはずのないものです。あなたは我らと道を違えたエルランディアの子孫というわけですか」
「いえ全然違います」
「では何故聖遺物“ドゥ・コ・デモドア”を知っているのですか?」
「それは…………」(どうやってド○えもんを説明しろって言うのよできないわよ…!っていうか目開けないで欲しいんだけどこの人…!)
「聞いてますかレイジ」
「……も、勿論」
→三人の少女…三人目(illust/42969532)
■サイドイベント・異国からの力Ⅲ【illust/42771046】
■pixivファンタジアFallen Kings【illust/41854317】※キャプション随時編集。
2014-04-17 19:18:59 +0000