日米共同開発の戦闘機。元々は純国産を予定していたが横槍からそれが果たせなかったり、いざ完成してみれば物価の変動からか予定を遥かに上回る単価になってみたり、国の制約条件と新技術導入を見越して掛けられた過大な要求からか様々な初期不良に悩まされてみたり、あげく単価もさることながら予定された機能以上の付加余地に乏しいと判断され生産数を削られたりと苦労が絶えない戦闘機だが、これが存在するが為に一番苦慮しているのは仮想敵国であろう辺りは笑いどころかもしれない。ある意味瓢箪から駒みたいな存在とも―――数年前に某所に投稿した作品です
2009-05-16 07:22:28 +0000