街に出回る情報だけでは物足りず、少しばかり遠出をしてみる。
場所は、誰もその正確な場所を知らないとされる幻の出版社、ティタニス印刷所。
「……だからって、わざわざこんなところまで足を運ばなくたっていいだろうに。
というかよくここの場所を知ってたねぇ。あんた。」
「詮索は無用だ。」
「そもそもなんでここなんだい。あんたリベリスなら、図書館だってあるじゃないか。」
「最新の世界情勢を見ようと思うなら、新聞が一番良い。
その大元である出版社ならば、新聞以上のものも得られるかもしれんだろう?
それに、こういう場所はたまに訪れると、思わぬ拾い物をすることがある。」
「……まあ、なんでもいいけど、あんまり散らさないでおくれよ。整頓する子が泣くからさ。」
「……ふむ。エンバーランドの方に動きがあるようだな。
ゴルベイルを叩くのも重要だが、後顧の憂いを絶つためにも、ここは押さえておく必要がありそうだ。」
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出演
ティタニス印刷所
ロティーダ編集長【illust/41857013】
ジョゼットさん【illust/41928184】
背景、図書館風の素材はこちらから拝借いたしました。【illust/21207440】
うちの団長【illust/41859006】資料の扱いには慣れています。
企画元さま pixivファンタジア Fallen Kings【illust/41854317】
第3章「闇の王」【illust/42768378】
運営ギルド:フリージア彩華騎士団【illust/41858954】
情報収集にかこつけて出版社にお邪魔してます。
何故所在地を知っているかは、まあ、深く追求しないでいただければ。
2014-04-07 22:00:50 +0000