*さて、本日の短時間挑戦も引き続きバイクで御座います。
御覧の通り二輪車ではなく、前二輪、後ろ一輪の三輪、トライクで御座います。
一度描いた記憶が御座いますが、やはり特異なバランスに骨を折り、お時間は42分という結果に。
*本日のバイクはヤマハ社のトリシティで御座います。
一応分類は3輪スクーターという扱いで御座いますが、要はトライクで御座います。
125cc水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。
最高出力11ps/9000rpmで最大トルク1.1kgm/5500rpmとなっており、これにモーターを加える事で低速時のスムーズな走行を可能にしたのだとか。
面白いのは前後の重量比がこの形状にも関わらず50:50になっていると言う事。
当然、旋回性能は増しますが、やはり重量が本来であれば違うはずですので、ホイールなどで軽量化しつつ重量バランスを突き詰めていったようです。
勿論、前方が二輪車ですので、それも加えてかなり安定性が高いご様子。
当然、これだけでも旋回性能はかなり増すのですが、前輪部分がスライド稼働する事でカーブをする際、普通のバイクの様に車体を傾ける事が可能となり、扱いに窮する事はないそうです。
総重量は152㎏となっており、普通の125ccに比べてモーターやバッテリー、もう一輪多い事などもあって、それから考えればかなり軽量かと。
未だコンセプト段階の発表時に描いた記憶が御座いますが、今回はその完全な製品版となっておりますね。
大まかなデザインなどはコンセプト時と其処迄変わりませんが、やはり細部の膨らみなどが増したり、一色で作られていた物が二色になっていたりと結構印象が変わっておりますねぇ。
4月からタイで生産され、同国から販売スタート。
欧州で夏頃に発売され、約56万円以下となるのだそうです。
日本でも14年中には発売予定なのだそうで、トライク好きの方でしたら買いの一台となるでしょうねぇ。
*本日の搭乗者さんは赤を基調とした一台に黒と銀でアクセントを加えた物で御座いますので普通の音を奏でる奏者弾で御座います。
レースごっこに参戦する気が無いと言うよりは、未だ音楽の修行でそれどころではない奏者さん。
新しい相棒のドラムの方と共に現世を様々に巡り、余暇が出来れば幻想郷内で演奏に明け暮れます。
その際、バイクやお車でも良いのですが、バイクの小回りと、お車の安定感を両立させたこのトライクがどうもお気に召したご様子。
流石にキーボードなどは背負うなり何なりで工夫は必要となりますが、現地で楽器をいきなり支給される事も屡々ですのでこの乗り物はとても都合が良かったようです。
カッパさんにある程度の改造を更に加えて頂き、早速レースごっこの前座としての演奏にお出かけなさる奏者さんでした。
2014-04-04 11:17:41 +0000