たくぞうゴルベイルの怒濤の攻撃に押されぎみのリベリス。
「このままじゃちょっとヤバイか…」
シェラは戦場を見渡し、敵の猛攻を切り崩せそうな要所を確かめる。
「グラント、たのむ！」
そう言うと相棒のギガントの両腕がシェラの双刀をつなぐ鎖を掴み、引きちぎった。
シェラの龍力が解放され全身が眩いオーラに包まれる。
「ゴウ!!!!!」
龍の咆哮のような轟音とともにその場を飛び立ち、要所へ向けて前線上空を駆け抜ける。
「空からの一撃ぃ！」
「うぉっ!」
突然上空から稲妻のような一閃がシェラを襲った。
かけ声のおかげで間一髪かわすことができたシェラは
一瞬で下に突き抜けていった高速の影を目で追う。
敵の竜騎兵だろうか。解放状態も長くは持たない。確かめず再加速し一瞬でトップスピードにのるシェラ。
「んーキミ早いねぇ！」
「！（振切れねぇ…！）解放状態のあたしについてこれるたぁ、なにもんだ!?」
「わたしはエフィなのさ！偵察してたら下に流星が飛んでんだもん、気になっちゃったのさ〜！どっちが早いか勝負しない？」
「んな!?」
驚きつつもちょっとワクワクしてしまったシェラ。
はたして、最前線へたどり着けるのか…!?
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ラムダヤジルシさんの騎竜戦士エフィさん【illust/42159987】をお借りしました！
うちの
シェラ【illust/42306928】
問題あればコメントにてご連絡ください〜
2014-03-22 12:01:43 +0000