Jollyオリジナルのクルマをデザインする上で，オーバーハング（ボディの車軸より外側にはみ出した部分）のもたらす効果は非常に大きいとJollyは考えております．
そこで，ボディ前後のオーバーハングの長短を組み合わせた以下の４つのパターンについて，それらの特徴をご紹介したいと思います．なお，オーバーハングのみの効果を分かり易くするために，それぞれのモデル画のキャビン形状・前後輪の位置関係は全て同じとしております．
１．前後ともオーバーハングが短い
２．前のオーバーハングが長く，後ろのオーバーハングが短い
３．前のオーバーハングが短く，後ろのオーバーハングが長い
４．前後ともオーバーハングが長い
個人的には，前後どちらかのオーバーハングを伸ばしもう一方のオーバーハングを詰めることによって，バランスの取れたスタイリングが作りやすくなると思います．体験上，前後ともオーバーハングが短い場合はデザインに個性を持たせるのが難しくなり，逆に前後ともオーバーハングが長い場合はバランスを保つのが非常に難しくなってしまいます．
本講座が，みなさまのカーデザインの一助となれば幸いです☆
2014-03-03 14:16:47 +0000