■グラナダ granada
豊穣を司る魔女。その属性は婚姻と子宝。
エンバーランドは北の柘榴が豊かに実る森に棲んでおり、子どものいない夫婦が彼女を訪ねては子を授かる魔法を貰っていた。
人間だけではなく、古くから伝わる神話や有名な神の類までもが彼女を訪ねていたと言われる。
その森の柘榴は豊穣の象徴と言われ、その地域の人々には貴重な食べ物としてとても親しまれていた。
しかし、侵略戦争の業火により彼女の森は灰と化す。
華々しく実っていた柘榴は焼け落ち、彼女の豊穣の力は落ちた。
その力を取り戻すには、彼女の力である豊穣の証を彼女が取り込むより他になかった。
豊穣の証である、子どもを喰らうことであった。
「グラナダの森に近づくな。我が子を取って喰われるぞ。」
■数百年を生き、その知識と魔法の力はかなりのもの。だった。
■森が焼け落ちたために魔法の力は落ちている。
■占いだけは今でも随一の腕前。「柘榴の種子さえあれば分からないことはない」とのこと。
■性格は優美でいて円熟した上品さを持っている。
■老体に追い打ちをかけ、侵略戦争以降は全身がほぼ衰弱している。
■足の自由は全くきかないため車椅子に常に乗っている。目も弱く、あと数年もすれば失明する。
■子どもを喰った分だけ力は戻っているため、少しずつだが魔法の力を取り戻している。
■森と自身の復活を目論んでいる。
企画元様:illust/41854317
2014-02-25 15:06:50 +0000