学生服風のお兄さんたち。

まながつお@粗大ごみ

わあいサタシェタグ貰ったよー♪ヽ(*´▽)ノ♪

あれ、前のパラレルの続き的なものにしようと思ったのに、気付いたら学生コスになってた。あるぇ???
まあいいや。では会話させてみようか。

★★★

*サタシェ
*前半シェゾ、後半サタン

なかなか似合っているではないか、と言われたのだが、こういう服を見たことが無いし、何よりもコイツの美的センスだか何だかは魔族だからなのか、少なくとも俺にとってのそれからは逸脱しているのだからイマイチ信頼性に欠ける。
あんどうりんご とかいう女の世界にあるが…がくら、ん、ぱーかぁ?(訳:学ランパーカー)という物らしいが、よくこんな動き難いものを着れるなと変に感心しつつ、首の後ろにある袋状に垂れ下がったものを摘まんで遊んでいると、急に体が押され、壁のようなものにぶつかった。
いや違うな、これは…。

「割りと気に入ったようだな?」

そう言ってニヤける顔は頭の真上。
ぶつかったのはサタンの体で、つまりはこいつに抱き込まれたということか。

「いってーな、いきなり何すんだよ!」
「もう一つ付ける物があるのだ。」
「まだ何かあんのかよ、面倒だな。」
「そういうな、直ぐに済む。」

そう言って取り出した二本の黄色の細長い棒。
何やら髪を束ねる為に使うのだとか。
よし、できたぞ、と言う声の下で、髪を触られてムスッとしていると、同じ所からクスクス笑う声が聞こえた。

「何だよ。」
「本当に貴様は…いや、素の貴様は天の邪鬼だな。」
「どういう意味だ?」
「髪に触れられるのは嫌いか?」
「嫌いだ。」
「くく…そうか。まあ、そうだろうな。」
「だから何だよ!」

いや、別に?と見下ろす赤い瞳がもう一回突っ込んで来いと言っていたが、何だか嫌な予感というか、俺の知らない俺のことを語り出すのだろうかと考えて追求を止めた。

「気にならないのか?」

気にならないのか、って、気になるに決まってるさ!
でも、しかし、うーん…。

「別に。」

たぶん何かしら恥ずかしいことになりそうなので気にしないことにした。
なのに、コイツときたら。

「そうかそうか。そんなに気になるのか。なら教えてやろう。」
「気にならねーっつってんだろ!」
「貴様はな、」
「わ、この…」

どうにかして止めないと…このにやけ顔の時にはロクなこと言わねーんだコイツは!なんて慌てたもんだから、口を塞ぐ手段に構ってられなかったんだ。
抱えられた状態では手も出ないし、一番口の近くにあるものと言えば…?

「………貴様」
「黙れってんだよハゲが!」

吐き捨てた後で、はたと我に返る。
頭を抱き寄せられ、耳許で積極的だな?と囁かれたその瞬間に全身の血が沸騰した。

「あ、いいいい今のは、違」
「まさか貴様からキスされるとは思わなかった。」
「だから!そんなんじゃ…ひゃっ!?」
「ふふふ、しょうがない、可愛がってやろうではないか、シェゾ。」
「いらねーって!離せよこのっ…う、あ、やぁっ」

全く、全く、全く…。
何で俺ってこんなことばっかしちまうんだろう…。

>>>

乱れた服のまま隣で眠る君。
美しく嫋やかなその銀糸を撫でれば、ふわりと口許が綻ぶ。
指先に遊ばせて、口付けて、まるで君の体を 愛撫するように、優しく、優しく触れていると、寝惚け眼の君が言う。

「……きもち、い…もっと、触って…。」

擦り寄る体を抱き締めて、再び静かな寝息が聞こえてくるまで君の髪に触れていた。

(くく、髪に触れられるのが嫌い、か。)

(まあ、コイツらしい。)

end.

★★★

学生服?てか、てめーが学生???いやいや無理だろ、年齢というか、見た目が無理!何だと貴様!的な話を書こうと思ってたのに、何故かいちゃつき始めてしまった。あるぇ???

#Schezo#satan#Puyo Puyo yaoi#サタシェ

2014-02-08 13:45:10 +0000