◆こちらの色戦記様【illust/40222341】に参加させて頂きます。
クロッカス/女/17歳くらい/155cm/キジャニキビチ
【ステータス P:4 M:5 A:1】
「心配しないで!この世界はね、あなたが思っている以上にずっと、ずーっと優しいよ。」
「あなたがもし嘘を言っていたとしても、私はそれを信じるよ。
ふふ、私ね。疑うことって大嫌いなの。私が信じなきゃ、私を信じてもらえないもの。」
精霊の国キジャニキビチに暮らす少女。
薄い羽と身体に花が生えている、フロルツェと呼ばれる種族。
命尽きるときは、身体が光に包まれ、花の種だけを残し消滅する。
自分の生命力を他者に与え、傷を癒したりすることができるが身体の花は少しずつ枯れてゆき、消滅も早くなる。
生命力を分け与えなくとも、年を重ねるごとにゆるりゆるりと枯れてゆく。
羽から出る鱗粉は、眠りを誘いそれはそれは幸せな夢を見れると言われている。
種族としての寿命は60歳程だが、自らの生命力を削る者はさらに寿命が短くなる。
※フロルツェ種族について【novel/3403140】はこちら
天涯孤独であるが故に、自分の本当の名も年齢も知らない。
自らの身体に咲く花の名にちなんで、クロッカスと名乗っている。
他人のことを放っておけない、気の優しい性格をしており、
弱った人には自分の生命力を与え、元気づけていたりすることもある。
この行為が自分の消滅を早めているということは知らないが、
花が枯れている原因はそれであるということは感づいており、いずれくる自分の終わりを恐れている。
しかし、例え自分が朽ちてしまっても後悔の無いように生き、人の為に力を使いたいと考えている。
基本的には穏やかで大人びてはいるが、命を大切にしない者には少々手厳しく
無茶をされたりすると子供っぽく怒ることもある。また、少々涙もろい。
◆(2/8)素敵なご縁を頂きました!
イヴァン・グレヴィッチさん【illust/41410713】
「迷惑でもいい。お気楽でもいい。あなたにとって、私が鬱陶しい存在であることもわかっているわ。でも……、
このまま放っておくと…あなたが消えちゃうような気がするから…何度振り払われても、この手を差し出すのをやめないよ。」
「…死にたくないから、生かすのよ。生きたいから、私の力をあげるのよ。ふふ…言っている事が矛盾しているね。
あなたが訳が分からないって言うのもわかるわ。でもね、私 私は……」
「家族も何も知らない私が言ったら、あなたに怒られちゃうかもしれないけれども……
あなたは要らない存在なんかじゃない。あなたのご両親だって、きっとそう思っているはず。
イヴァン、この世界や人は…あなたが思っている以上に優しくて綺麗だって私は思うの。
少し一休みして、周りを見渡してみれば…きっと、もっと素敵なものが見えるはずだよ。」
◆既知関係
お友達のベルちゃん【illust/41380498】
「どうして?私はベルといて楽しいよ。なんかこう、話してて気楽なのよね!」
「同じ妖精でも皆違うの。私は私、ベルはベル!とにかく自分らしくいれればそれでいいと思うの。」
「ふふ、私はベルのこと好きよ!これからも仲良くしてくれると嬉しいなぁ…なぁんて。」
――――
世界から緑が消えた。
生命を宿し輝いていた森の草花の色が……消えてしまったのだ。
それでも、ある妖精は自らの身体の殆どの色を失ってもなお笑っていた。
世界が色褪せてしまっても命は廻るから大丈夫。命だけは何があっても輝き続けるから。
彼女はそう言って、緑という色を失ってしまった森を愛おしそうに見つめていたのだ。
「命って不思議ね、イヴァン。世界がどんなに色を失ってしまっても命だけは色を失わないんだもの。
私は……この世界が、この命が…とても愛おしいわ。」
命はまた廻ってゆく
メレディス【illust/42338686】
「その力は、何の為でもない…メレディス、あなたの為のものよ。
使い方なんて人それぞれ…あなたが一番幸せになれる使い方をしてね?」
アルディニオン【illust/41690402】
「アル、人は一人では生きていけないし、無理をしちゃどんなに強い人も壊れてしまうの。
たまには一休みして、周りをよく見渡してみるといいわ。きっと、傍に誰かいるから。」
黄のクロッカスの花言葉…私を信じて
2014-01-31 12:08:43 +0000